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2009/07/02

オーTOMAチック / TOMA

0702_1

Genre:NONSTOP MEGAMIX
Title:オーTOMAチック
Artist:TOMA
Difficulty:7key☆8 ☆10

Estish Carmine 6周年記念WEBアルバム“アラカルト”収録。
音楽サークルcy:cle頒布のCD“コトダマ”提供曲のBMS版です。

 

作者のTOMAさんはEstさんの別名義です。
Estさんがこの名前を初めて使用したのは、07年に開催された「Be Happy! 3rd season」で、
その時はただの偽名でしたが、後に別名義へと昇格。これまで計4作品を発表し、大好評を博して現在に至っています。
そんなTOMAさんのモットーは「勢いが大切」
ガバやブレイクコアなどのゴツい高速リズムに、とびきりハッピーなメロを乗せるのが最大の持ち味で、
普段のEstさんの多幸感あふれるトランスとは異なる、はっちゃけた一面を覗くことができます。

TOMAさんの楽曲は非常に人気も高く、BMSイベントでは本名義を喰らう勢いで活躍中です。
過去に2度、Est/TOMAの両名義によるイベント2作出しがありましたが、
「MAXBEAT」では“パペットガール”(11位) が本名義の“torte”(15位) を上回り、
「BEAT VOCALOIDs」では“あにまら”(1位) が“えがおをキミに”(2位) を競り下して優勝しています。
(同一人のイベントでのワンツーフィニッシュはBMS史上でも稀な快挙)
本名義に完勝してしまうというのは、ご本人からすれば微妙なところもあるでしょうが、それはそれ。
TOMA名義の作品の素晴らしさを、イベント成績が雄弁に物語ってるものと言えるでしょう。
やっぱ勢いってスゴイ!
 

BMSイベントの成績も華々しく、いまや押しも押されもせぬ人気作家となったEstさんですが、
個人CDの無料頒布をしたり、今回のようにBMS付きのWEBアルバムを配信したりと、
同人作家の初心ともいえるサービス精神と奉仕精神を忘れない活動姿勢には頭が下がるばかりです。
6周年という節目を踏み台にして飛翔し、もっともっと成功を収めて欲しいなあ、という激励を込めて、
“オーTOMAチック”の曲紹介へと移らせて頂きます。

 

0702_2

さて、この“オーTOMAチック”ですが、
ジャンルとタイトル画を見れば大体想像がつくとおり、
EstさんのTOMA名義の4曲によるノンストップ・メガミックスとなっております。 
 
   “HAPPY GABBA” funny crasher
 ~“ハッピーガバ” DANCE & (wish me a) MERRY CHRISTMAS!
 ~“HARDCORE” パペットガール
 ~“BREAKCORE” あにまら

基本的には、各曲を初めて世に出した時と同じ音や画像が使われているようですが、
ところどころに初出の要素も見られ、過去曲を全部持っている人でも新鮮な気持ちで楽しめます。
それに何より、同系の4曲を繋ぎ合わせたことによる相乗効果が凄まじいため、
6分を越える演奏時間を全く感じさせない、空前絶後の勢いとパワーにひたすら圧倒されることでしょう。

 

0702_3

一曲目は“funny crasher”ですが、
イントロには“DANCE & (wish me a) MERRY CHRISTMAS!”の、あの有名旋律が使用されています。
どちらもオルゴールのイントロなので繋がりに違和感はなく、
メドレーの利点を活かした楽曲構成の妙を、冒頭からまざまざと見せつけられます。

この“funny crasher”、おバカなメロとハイな声ネタの楽しさは当時のままですが、
原曲とは異なり、なんとメロの一部が初音ミクの歌声へと変更されています。
この味な演出のおかげで、まだ一曲目だというのに既にテンションは最高潮。
アフタービート中心のアッパーなリズムに高揚感と期待感は増すばかりで、
アゲアゲな勢いを持続したまま次の曲へ移行します。
   
  

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二曲目は“DANCE & (wish me a) MERRYCHRISTMAS!”です。
「Toy Musical 2」提供作品なので、PMSをやらない方は原曲をご存じないかもしれません。
この曲はクリスマスの定番“We wish you a Merry Christmas”のアレンジで、
季節感を完全に無視し、開き直って堂々と大騒ぎする破天荒さがウリです。
「こまけぇこたぁいいんだよ!!」というTOMAさんのメッセージが込められているようで、
やけくその勢いで楽しく踊れる、とにかくぶっ飛んだ作品となっています。

それとこの楽曲のBGA!これが超超超カワイイのです。
上画像の子が踊るニャンニャンダンスの愛らしさは、もう悶絶もの。
こればかりは文章では伝えきれないので、ぜひ動いているところを見て欲しいです。
ボーカロイドによる「メリィィィークリスマーースッ!!」の大喝采とともに、曲は次のステージへと移ります。
 
  

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三曲目の“パペットガール”
メドレー中でも最速のBPMを誇り、前二曲とはうって変わって攻撃的なビートが展開されます。

中毒性のあるキックの連続に、曲がどんどん加速しているかのような錯覚に陥ることでしょう。

この曲で忘れてはいけないのが、マスコットキャラでお人形さんのパペ子。
首を左右にぶるんぶるん振るのがチャームポイントの、TOMA名義の看板娘です。
ミスるとパペ子の首がもげます(通称「首もげ子」)。
これがまたカワイイので、この曲では派手にミスりましょう(笑
BGAでパペ子の隣にミクが現れたらバトンパス。いよいよ最後の曲へ。
  
 
 
0702_7  四曲目は“あにまら”。“あにまら”は“AnimaLove”のことです。
この曲のクオリティはもはや語るに及ばず。「BEAT VOCALOIDs」優勝という戦績を見るに明らかでしょう。
現在のボーカロイドBMSを代表する作品です。

苛烈なブレイクコアと、全く毒気のないミクのボーカルの融合が見事の一言で、
激しいリズムに晒されながらも、何故か心がほころんでくる、とてつもないポテンシャルを秘めた曲です。
歌詞も(聞き取れる部分は)印象的で覚えやすく、
「抱いて抱いて抱いて もっと」「キスしてキスしてキスして ねえ」などと
想いを飾らず直情的に、精いっぱい頑張って訴えかけてる感がいじらしくてグッときます。
このあたりは、界隈で最も初音ミクBMSに精力的なEstさんの本領発揮といえるでしょう。
  
“あにまら”が終わると最後に“パペットガール”に戻り、
津波のようなリズムと、キメのガバキックが長尺BMSのラストを派手に彩ります。
HYPER譜面ではこのとき強烈な縦連打が入るので、
最後の最後でゲージを持って行かれないよう、残る力を振り絞って叩きまって下さい。
 
 
 
 
…という感じで、聴き所満載で心底楽しい、TOMAさんの総決算的なBMSとなっています。
しかも曲中には「キーボードクラッシャー」「3倍アイスクリーム」「smooooch」などのパロディも含まれていて、
わかる人には更に何倍も面白い、限界突破の娯楽性を持った作品でもあります。
また紹介文でも意識的に多く触れましたが、BGAの可愛さたるや界隈に並ぶ者なしという程で、
絵描きとしても定評があるEstさんの真骨頂ここに極まれり、という感じです。
 
 
ハッピー成分。ガバの熱いリズム。ミクの爽やかな歌声。キャッチーなメロディ。歯ごたえのある譜面。
どれもこれも、これからの暑い季節にピッタリの元気が出るサプリメントです。
mp3版も同梱されているので、音楽プレイヤーにでも入れて常に携帯してみてはいかがでしょうか。

BMS界で最も愛されている変名義・TOMA。
その魅力を残さず詰め込んだドタバタ・ハッピー・パーティー・メドレー。
この曲にみなぎるオーラに触れて、皆さんが元気を得て頂けたら、拙文を書いた私も幸せです。

 

0702_8

 
 
 
 

DL:Estish Carmine(「6周年!」コーナーより)
http://estish.nobody.jp/
 

 

___________

数日休みましたが、今日から更新再開します。
スイカのインプレは書き終えました。1、2行で短くまとめるのに慣れてなくて大苦戦でした。
あまり衆人の目に晒されると恥ずかしいので最終日あたりにこっそり投下します。

いつの間にか1000アクセス突破してました。たぶん昨日か一昨日のことです(←チェックしろ私)。
どうもありがとうございます。今後ともご贔屓下さいませ。
 

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