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2009/09/18

BOF2009チーム分析(11) [新ジャンル「1人」]

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[新ジャンル「1人」]

sie(cap)

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Newgenre

◆ チーム概要

「新ジャンル」ネタを用いたチーム名は一見ユーモラス。しかしその実体は神か悪魔か。
BMS界の異端児sieさんによる [新ジャンル「1人」] は、BOF2009に嵐を起こす危険中の危険チームです。
その楽曲は邪教の儀式のような禍々しい雰囲気をまとい、発するサウンドはあたかも異世界との交信音。
sieさんの作品には、私たち凡人が触れてはいけない「何か」がじろりと顔を覗かせているのです。
今年は何人のプレイヤーが狂気の世界観に溺れてしまうのか、今から心配でなりません。
BOFが閉幕する頃にはきっと、“新ジャンル「sie」” スレが2ch各板で乱立していることでしょう。

 
 
 

◆ メンバー分析

(1) sie

 ・ 過去の大型イベント成績

Bof_sie
 ・ コメント
 
BMS界でも極めて特異な作家です。R15推奨。
前衛的というか抽象的というか、何とも形容しがたい不穏さの表現技術は界隈でも指折りです。
代表作は“It is...bringing...in Rondalgia”や“小さなトリカゴ”など、好き嫌いがはっきり分かれる曲ばかりですが、
緩効性の毒のように徐々に神経を蝕み、聞いている内にとことん没入してしまう常習性を持っています。
BOFには過去何度も参戦、BOF2005の [木工ボンド部] ではチーム総合準優勝に輝きました。
自身初の個人ベスト10入りが叶ったなら、今年は05年を越える好成績も視界に入ってきます。
 
 
 
 
◆ 順位予想
 
BMS担当者の偏差値合計 55.2× 3165.6
MAX 65.5× 3  196.5  /  MIN 48.5× 3  145.5
(意味・計算法等については記事「BOF2009展望(前編)」を参照して下さい)

Yosou_newgenre

見方は色々ありますが、このチームはデータ通り10位前後で安泰だと思います。
やはりsieさんの作風が余りにもオンリーワンすぎる影響が大きくて、
ライトユーザーに浸透しない代わりに、コアなマニア層からの安定した支持は確約されているため、
極端な大躍進も大敗もせず、実力通りの結果に素直に落ち着きそうな感じがします。
 
ただsieさんは、一人で三作ものBMSを制作することに一抹の不安がある印象です。
過去のBOFでは、二作を発表した04、07年より、一作に絞った05年(しかも偽名)のほうが好成績を残してますし、
もともと寡作な人物なので、どこまで完成度を高められるかは未知数なところがあります。
 
そのため、ひとまず力を尽くすべきは全作品のトータルクオリティの維持・確保でしょう。
イベントは長丁場。古参ファンの支持を着実に固めれば、いずれ新規ユーザーの注目も集まってきます。
今年は同系のBMSに適性がある作者の参戦も少ないですし(wosdergeさんやeicateveさんくらい?)、
大量の作品が氾濫する縦長イベントページにおいても、その個性は決して埋没しないはずです。
だから今回の戦いは、むしろチャンスの年と言えるのかもしれません。

sieさんの三作同時発表というのは、きっと後にも先にもこれきりだと予想されます。
どんな怪しい世界観を繰り広げるか、ちょっと遅めの恐怖特番と思って楽しみに待ちましょう。

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