BOF2009チーム分析(13) [大都会岡山連合]
[大都会岡山連合]
scytheleg(cap), Est, 4G
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◆ チーム概要
山陽と山陰・四国を結ぶ西日本の要衝、岡山県。
果物・きびだんご・桃太郎ランドの三拍子で有名なこの県は、全国屈指のBMS王国でもあります。
この地域出身の三英傑であるscythelegさん、Estさん、4Gさんによるチームが [大都会岡山連合] で、
群雄割拠のBMS戦国時代を制するべく、命を賭す覚悟でBOFの舞台に名乗りを上げました。
岡山195万県民の夢と希望は彼ら3人の双肩にかかっています。
愛する郷土のためにも、だらしない成績を取ることは絶対に許されません。
◆ メンバー分析
(1) scytheleg
・ 過去の大型イベント成績
・ コメント
鎌足早漏(DJ Saw-Low)名義でも有名な、岡山が生んだカリスマリーダーです。
数多くの個性的なBMS発表のほか、特殊なルールで大成功を収めたMAXBEATの主催を務めたり
昨年のA-1 ClimaX "the supersonic"でど真ん中の順位を取って「空気作者No.1」の地位に輝いたり(笑)と、
とにかく話題性豊富で、いまやBMSシーンに欠かせないお茶の間のアイドル的存在です。
ここで好成績を残せれば、3年後に控える岡山県知事選への出馬も現実味を帯びてくるので、
優勝候補チームを打ち倒して大番狂わせの主役となるべく、熱い闘志をたぎらせます。
(2) Est
・ 過去の大型イベント成績
・ コメント
岡山の誇る不動の大エースです。ボーカロイドBMSの第一人者でもあります。
“Acque Minerali -Ultimo Blu-”でHyper Remix 3、“あにまら”でBEAT VOCALOIDsを制した実力者ですが、
大型イベントは極度の苦手としているのか、過去のBOFでその実力を発揮しきれているとは言えません。
そんな長年の呪縛からの解放を果たせるか、今年は地力と真価を問われる一戦となります。
得意のトランスや初音ミク曲、あるいはTOMA名義の勢いなど、多才な技を駆使してチームを牽引できれば
BMS史上初の岡山名誉県民に認定されるのも、もはや時間の問題となるでしょう。
(3) 4G
・ 過去の大型イベント成績
・ コメント
4Gさんは岡山全土が注目を寄せる、期待の若きホープです。
過去のBMSイベント成績には優勝など特筆すべきものこそありませんが、
その高い技術力と潜在能力を見込まれ、岡山三将という破格の地位に抜擢されました。
情熱的なギターや男性ボーカルなど、他の作者が羨むような稀少な作風の持ち主なので、
きっかけさえあればいつでもブレイクできる素地は十分に備わっています。
大型イベントへの参加はまだ2度目ですが、このチャンスを活かして大きな飛躍を目指します。
◆ 順位予想
BMS担当者の偏差値合計 42.8+48.4+46.9=138.1
MAX 42.8+52.7+46.9=142.4 / MIN 42.8+45.0+46.9=134.7
(意味・計算法等については記事「BOF2009展望(前編)」を参照して下さい)
3人とも目立ったBOF実績がないため厳しい予想順位ですが、余裕でもっと上位を狙えるチームです。
scythelegさんや4Gさんは伸び盛りなので、過去同様の成績に甘んじるような失態はないでしょうし、
エースEstさんが本来の実力を出し切れれば、チームのベスト10入りだって困難なことではありません。
各人が自分自身の殻を破れるか、己との戦いという側面の印象が強いチームです。
不安材料としては、BGAをどうするかというのが挙げられます。
scythelegさんは最近mpegムービー付きBMSを発表したくらいなので問題なさそうですが、
EstさんがしっかりしたBGAを作れるか、4GさんがBGAを調達してこれるかどうかというのは
チームの浮沈を決める鍵といって過言ではない重大な分岐点だと思われます。
両者とも本来ビジュアルの才能も持った作家なので、妥協せずにBGA制作に取り組めば
過去最高の成績をあげて、我が世の春を謳歌することも可能なはずです。
チーム目標は色々考えられると思いますが、県を代表してBOFに出場する以上は、
岡山の都道府県人口ランクである21位が最低勝敗ラインとなるでしょう(万が一下回ったら鎌足さん切腹)。
そこからどこまで票を上積みできるか、メンバーの結束力と郷土愛が試されますが、
地域振興のためにもチームの果たすべき役割は、ぼっけぇ(=岡山方言で「とても」)重要と言えます。
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