BOF2009チーム分析(9) [XBOXLuzeriArcade]
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ルゼ(cap), BACO, kozato, abzk, fether, 双海亜美, A00, ンモンパ太郎,
のヮ崎 C, retu, Vilart, D11X, ヒットレル氏
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◆ チーム概要
マイクロソフトの手先(?)、[XBOXLuzeriArcade] チームがついに日本初上陸!
豊富な資金力を背景にBOF史上でも最高クラスの13人(うちBMS制作6人)ものメンバーを集め、
その圧倒的ハイスペックは、他の和製国産チームとは比較にならない高性能を誇ります。
ルゼさんらToyMusical色の濃いBMS制作陣や、大編成にまぎれてこっそり参入する超大物など、
何だかよくわからないけど色々と凄そうで、今大会の台風の目となりうるチームです。
Peggleの販促のためにも、上位進出して露出を増やすことは絶対の目標と言えます。
◆ メンバー分析
(1) ルゼ
・ 過去の大型イベント成績
・ コメント
旧djHIROさん。世にPMSを普及させた「Toy Musical」の総帥です。
その活動は9keyに留まらず、SUIKA CRASHを“WALL BATTLE”で制して「縦連打バカ」を襲名したり、
Feels So Goodではその実力をもって登録初日で優勝を決めたり(異論は認めません)と、
マルチで多分野をカバーする才能は、BMS界でも特に傑出している万能作家です。
BOFでは数少ない皆勤賞の一人。SUIKA優勝の勢いに乗って、今年は自己最高成績を狙います。
(2) BACO
・ 過去の大型イベント成績
・ コメント
BACOさんは長らく中堅・空気作家の地位に甘んじていましたが、
昨年のA-1 ClimaXでの活躍などで、いまやその殻を破って羽化した印象があります。
ジャズやハウスからブレイクビーツまで、どんなジャンルもお手のものという多才さが持ち味です。
リーダーのルゼさんとは04、08年に続き3度目のBOF同一チームとなります。
3年の長きにわたり磨き上げてきたコンビプレイの炸裂に期待です。
(3) kozato
・ 過去の大型イベント成績
・ コメント
kozatoさんはどちらかと言えばPMSが本業です。
BMSはまだ2作のみの発表ですが、和のテイストと美しいピアノを融合させた作風が特徴的で、
今回のBOF2009においても自慢のkozato節を聞かせてくれることでしょう。
過去発表のBMSのタイトルにはすべて「桜」という文字が含まれています。
果たして今回もこれに続くのか、kozatoさんの動向に注目です。
(4) 他のBMS制作メンバー
チーム情報公開当初は、上に挙げた3人がBMS制作となっていましたが、
この文を書いている時点(9/17夜)では、新たに3人がBMSを担当するとなっています。
正直、6人で何をするつもりなのか読めない部分もあるので、
残り3人のBMSスタッフは簡単に紹介するだけとさせて頂きます。
abzkさんはATMBZKさんのようです。
言わずと知れたブレイクビーツの巨匠で、かなりの古参にして大重鎮です。
BOFには06年に偽名で参加、crankyさんとチームを組み“trip machine remixed.”を発表しています。
fetherさんはカービィポップと手描きBGAの第一人者です。
03年のLiZ vs OMTでは“☆ twinklesky ☆”を発表、SHIKIさん・ささくれさん・AKITOさん・gunaさん・篠螺さんら
名だたる作家をすべて一網打尽にするという空前の大戦果を上げたこともあります。
BOFへの出場は今回が初めてになります。
双海亜美さんは偽名参加のため詳細不明ですが、
例によって重度のアイマスファンだと思われます。
(5) サポートメンバー
サポートメンバーも偽名だらけで何が何やらわかりません。
ただその中でも、一人異彩を放っているのがBGA担当のretuさんです。
05年の紅白BGAでは“like a dandelion”で最多得票、08年のBGA BATTLEを“jigsaw colors”で優勝するなど、
BMS11年の歴史においても最強と呼べるBGA作家の一人です。
retuさんがBGAを作るだけで得点が2倍以上増えるので(ソースは私)、要注目といえます。
また、何をするかは全く不明ながらも、D11X(激辛党)さん、Vilartさんも気になる存在です。
◆ 順位予想
※ ルゼさん・BACOさん・kozatoさんの3名をBMS担当と仮定して計算します。
BMS担当者の偏差値合計 52.8+48.0+49.4=150.2
MAX 56.3+51.9+49.4=157.6 / MIN 49.4+44.3 +49.4=143.1
(意味・計算法等については記事「BOF2009展望(前編)」を参照して下さい)
過去5年の実績から判断すると、15~20位程度という厳しい戦いが予想されますが、
ルゼさん・BACOさんの近年の著しい充実ぶりを考慮に入れれば、
今までのMAX値である10~15位あたりでの攻防が有力なのではないかと思います。
しかしながら、このチームにはまだまだたくさんの切り札が残されています。
多くのインプレやポイントが期待できるfetherさん、高いアベレージが予想されるabzkさん、
超絶BGAで作品の魅力を倍加させるretuさんをどこで投入するかによって、結果は大きく変わってきます。
そのため司令塔であるルゼさんの采配こそが、チームの浮沈を決める鍵となるでしょう。
ただ、「船頭多くして~」と言うように、3人を越えるBMS・BGA担当者をつぎ込んだチームは
過去のBOFにおいては概して苦戦していることが多いようです。
役割分担をどうするか、合作するならコンビネーションをどうするかなど、
まずはチームワーク面をがっちり固め、豪華な制作陣を無駄に浪費しない工夫が求められます。
各人の個性をジグソーパズルのピースのようにピッタリと組み合わせることができたなら、
予想を遙かに上回る高順位を取ることも、決して夢ではありません。
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