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2009/12/14

“BMS Festival 09' Winter” 開催

チーム戦によるBMSイベント "BMS Festival 09' Winter"

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-冬のBMS祭り-

登録 : 12月12日~12月13日
評価 : 12月13日~12月19日
主催 : dj Extrose

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"BMS Festival 09' Winter" の登録期間が終了しました。
イベント日程的に非常にタイトだったので、どの程度の作品数が集まるか不安だったのですが、
蓋を開けてみれば15チーム・40作品(うち2作品は遅刻につき処遇は未定)という大漁となり、
今年開催されたイベントでは、BOF2009についで2番目に登録の多いイベントとなりました。

初日が終わり、まず印象的だったのはユジュリィさんの8作品登録でしょう。
今回のルールは、チーム点が「チーム内の作品の総合点数 ÷ チームメンバー数」で算出されるので、
「一人で大量登録」は勝利への最短ルートとなります。(詳しくは、“BMS Festival 09' Winter” 展望をご覧ください)
そういうわけなので、ユジュリィさんは既にチーム優勝がほぼ確定的といえますし、
それどころか4作ずつに分けて2チーム作っていてもワンツーを取れたのでは、というくらい圧倒的です。
他チームがどれだけ頑張っても、この物量差を覆すのは残念ながら相当厳しいと思われます。

チーム部門はそんな状況でありますが、個人部門は当然ながらまだ全くわかりません。
どの作品がどれだけ票を集めるか、量ではなく質の戦いとして注目するのが良いでしょう。
 
 
 

◆ チーム紹介

BMS Festival 09' Winterに出場した全15チームを私の独断と偏見で勝手に紹介します。
なお、紹介欄の「チーム人数」の項は私独自の勘定によるもので、実際の数値と異なる場合があります。

※ チームによっては偽名の中の人についての言及があります。該当箇所は反転してご覧下さい。

Crunchingfield

CRUNCHingFIELD
作品数:3 メンバー数:1 (CRUNCH)

シュールなペイントBGAで人気が高いCRUNCHさんの一人チームですが、
今回はvfpq competitionで話題をさらった純子先輩(A.I. Junko)を引き連れての参戦となります。
いまやBMS界不動のアイドルとなった純子先輩。続編を待ち望んだ人も多いでしょう。
その出演作 “恋のテレフォンナンバー” を筆頭に、3曲でどこまで上位にいけるか楽しみなチームです。

 

Dtm_2

DTMとか関係なしにイベント参加するチーム
作品数:3 メンバー数:3 (D.Hj ruyunatsu sabamiso)

2ちゃんねるの「DTM経験とか関係なしにBMS作成するスレ」からの有志によるチームです。
BMS制作スレはwosdergeさん、DEMKさん、Gatiaさんらを輩出した言わばBMS界の登竜門的な存在です。
“ねこ・ミク・じゃん!” のD.Hjさんはともかく、ruyunatsuさんとsabamisoさんは無名で厳しい戦いも予想されますが、
チャレンジ精神とスレ住人の絆とで好成績をあげ、今後に繋がる結果を残したいところです。

 

Executer

Executer
作品数:4 メンバー数:4? (Deadliar Fossil maiden Minogame Kagura)

dj Extroseさんのワンマンっぽいチームですが、偽名参加のため詳細不明です。
詳しくは知りませんが、チーム作品はすべて「Hell Sinker.」という同人ソフトからのリミックスのようです。
ループBGAは共通のものを使い統一感があり、4作品はあたかも組曲のような趣を感じさせます。
実際のメンバー数によって成績は大きく変わってきますが、ダークホースとなりうるチームでしょう。
あと、超どうでもいいですけど「executor」のほうがよりフォーマルなスペルですね。
センター間近の受験生さん(こんなとこ見てないでしょうが)はこっちで覚えることをお勧めします。

 

Fantasia

Fantasia
作品数:2 メンバー数:4 (Grand Thaw[careless/井上⊿] こさぎ 浪漫映像製作倶楽部)

BOF以来の作者復活ブームのトリを飾るべく、Grand Thawさんが約4年ぶりにBMS界に帰ってきました。
井上⊿さんならではの特徴的なメロディラインを、carelessさんが丁寧に料理した作風は往年のままです。
しかも今回は、“papyrus” でBMS界隈に衝撃を与えた浪漫映像製作倶楽部さんとのコラボ付き。
メンバー数が多いのは不利な材料ですが、この豪華な布陣を活かして高得点を狙います。

 

Glacialarea

Glacial area
作品数:1 メンバー数:1 (たびかぜ)

メンバーのたびかぜさんは、十中八九Fompheccaさんの偽名だと思われます。
チーム名のGlacial areaは氷河地帯の意です。登録作品も “冬将軍” という題で、
正真正銘「冬」を題材にしたこのチームは、BMS Festival "Winter" におあつらえ向きと言えましょう。
1人で1作品とやや寂しいですが、上位成績という春の訪れを一途に待ち続けます。

 

Lows

Low's
作品数:1 メンバー数:2 (DJ Saw-Low hi-low)

BMSイベントの常連組、早漏さんと疲労さんによる「Low」名義チームです。
2人で1作品なのでチーム成績は絶望的ですが、照準は個人成績ただ一つ。
新しいウィンターソングとして「鍋」を提唱する彼らは、きっとBMSの新境地を開拓してくれるはずです。
気がかりは成績もLowにならないかという一点だけ。それさえ乗り越えれば栄光はすぐそこです。

 

Simpletechnical

Simple technical
作品数:3 メンバー数:1 (koaki simple)

koaki simple(小秋シンプル)さんによる一人チームです。
Kotira Sampleさんと誤読しそうな名前ですが、それも戦略のうちなのでしょうか。
低容量でシンプルにサクッとまとめた作品群は、手軽さをウリにインプレイヤーの心を掴みます。
1人3作。ゆうに上位も狙える作品数を揃えました。さて結果はいかに。

 

Teamprogressive

Team Progressive
作品数:1 メンバー数:2 (wigen lepusnette)

Team Progressiveは韓国の有力BMS制作集団です。
もともとBOFへの出場が予定されていたものの、結局回避となって残念に思っていたのですが、
このBMS Festivalにて場外乱闘的に電撃参戦してくれました。
BOFで巻き起こったBMS版の韓流フィーバーを、ここでも再び巻き起こせるかに期待です。
 
 

Photo

みそしるうめえ
作品数:2 メンバー数:1 (130)

イベント初参加どころじゃない、BMSの発表すら初めてという期待のニューウェーブの登場です。
130さんは本当は「DTMとか関係なしにイベント参加するチーム」で参加希望だったらしいですが、
エラーで入力できず結局一人チームという、開戦前から波乱に襲われた悲劇の主人公です。
気まぐれな勝利の女神は最後までそっぽを向いたままなのか、要注目の新人チームです。

 

Photo_2

わりとふつうのケルニカ
作品数:3 メンバー数:3 (oxygen 猫の人 霜鵙)

このままBOFにも出られそうな、実力者3人による完成度の非常に高いチームです。
ポテンシャルあるoxygenさん、ポップ適性抜群の猫の人さん、(私の中で)不思議作家の霜鵙さんの3人は、
いずれもBOF不参加だったため、このイベントにかけるチーム戦への情熱は相当高いはずです。
チームバランスと総合力なら大会屈指。それに見合う成績を残せるかが最終関門でしょう。

 

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見習魔法使い
作品数:3 メンバー数:9 (Golem LiTaNia jueL SaE Daline Rang mono Rissha Riyutsu)

BOF37位の見習魔法使いチームが、遠く韓国からBMS Festivalにも姿を現してくれました。
大抵のチームが一回限りで解散する現状においては、継続的に活動するだけでも賞賛モノです。
チームメンバー数は9人と大軍勢で、もはやチーム成績部門では何も望めませんが、
その作品で日本のファンを虜にし、見習いから一人前の魔法使いへ昇格することはできるでしょうか。

 

Photo_4

根無し草共の最後の晩餐
作品数:2 メンバー数:1 (YusukeTakeuchi)

数年にわたる長き眠りから目覚めた重鎮・竹内さんによる一人チームです。
意味深なチーム名、重厚な作品、そして竹内さんの強力な存在感はさながらボスチームの風格があり、
かつてBMS界を席巻したその実力を、新参のプレイヤーたちに知らしめる絶好の好機です。
先日の “Vital Sign” でウォーミングアップは完了済み。今大会は勝負の刻です。

 

1

新ジャンル「1人」
作品数:8 メンバー数:1 (yujurie)

yujurieさんの新ジャンル「1人」は当初BOFに参戦予定でしたが、回避してここに照準を合わせてきました。
その甲斐あってか、登録作品は全部で8作品というかつてない大規模に。もう笑うしかありません。
しかも粗製濫造でないのが凄いです。yujurieさんのポテンシャルの底が全く見えません。
優勝は確定的ですが、「物量だけで勝った」と陰口を叩かれないよう、結果を伴えるかが次の焦点です。
なお、BOFの時のチーム紹介がこちらからご覧になれます。頑張って書いたので興味のある方はぜひ。

 

Photo_5

雪とおもちゃとクリスマス
作品数:2 メンバー数:2 (Est NEKI←T)

クリスマス担当のCHANさんが間に合わなかったのは痛恨の極みですが、
雪のLuL(Est)さん、おもちゃのNEKI←Tさんの2人による、コンセプトがしっかり固まった有力チームです。
EstさんとNEKI←Tさんは、BOF2004、2005、2008に続きこれが4度目のチーム結成となります。
息のあったゴールデンコンビの絆を武器に、優勝という素敵なクリスマスプレゼント獲得を目指します。

 

Photo_6

武蔵中原より心を込めて
作品数:2 メンバー数:2 (Hardcore Factory P.E.)

BOF43位の「本州最寒より愛を込めて(嘘)」チーム。今度は武蔵中原に拠点を移して再進出します。
メンバーのHardcore FactoryさんとP.E.さんの2人は毎イベントごとにタッグを組んでいて、
辛酸を味わったデビュー戦も手応えを掴んだBOFも、ともに手を取り戦い抜いてきた比翼の盟友です。
彼らの歴史に眩しい1ページを作り出せるか、ぜひとも刮目してご注視ください。

 
 
 

◆ インプレについて

今回のインプレ締切は12月19日(土)です。
土曜日終了です。日曜日じゃないです。勘違いしないようしっかり心に刻みましょう。

インプレ期間は実質6日間で、全インプレするには1日6.7作品インプレする必要があります。
BOF2009が1日7インプレで全曲インプレできるペースだったので、今回もそれに匹敵する量になります。
かなり大変だと思いますが、今回もインプレ優秀者を対象にまた何かやろうかとも考えてますので、
作者さんにコメントを還元したい!と思っている方は、ぜひ全インプレに挑戦してみて下さい。
かくいう私は年末進行のせいで厳しいかも…できるだけ頑張ります…

 
 

◆ イベントの問題点

さて、作品数も多く集まったBMS Festival 09' Winterですが、今のままだと結構危うい感じがします。

まずはチームメンバー数がわからないこと。
登録フォームにもメンバー数記入欄はなかったので、現在のところ正確な数は誰も把握してないはずです。
ルール上、メンバー数は勝敗の鍵を握る最重要要素なので、ここはきっちり明らかにしたいところです。
主催さんは大急ぎで参加者にコンタクトを取り、メンバー数を公表する必要があるでしょう。

更に問題なのが、この期に及んでチーム点(「チーム内の作品の総合点数 ÷ チームメンバー数」)が
チームメンバー数」で割るのか「チーム作品登録数」で割るのかはっきりしてないこと
です。

Bf09w_teampoints

上の赤囲みのところがチーム点(のはず)ですが、
現時点ではチーム内の作品の総合点数 ÷ 作品登録数という、ルールとは違う計算式で求められています。
単純ミスだと信じたいですが、もし今になって強権発動でルールが変更されるようだと
大損害を被るチームが出てきて、BIDCが炎上することは必至と言えましょう。

事前に発表したルールどおりにすれば何も問題ないので、騒ぐほどのことはないかもしれませんが、
今のままだとちょっと不安な感じなので、主催さんは混乱を収束させるために全力を尽くし、
その上でしっかり説明責任を果たす方がベターかと思います。
こんなところで言わずに直接主催に言えって感じですね。失礼しました。でも見てて心配なんだもんコレ。

  
 

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無計画な話題順のせいでなんだか後味悪い終わり方になってしましたが、
登録が40作品も集まったことで、出だしはひとまず好調といえる船出となりました。

あとはインプレでどれだけ盛り上がるか、ということになります。
運営面で不満を持っている人がいることも承知していますが、作者・作品に罪はありませんので、
インプレに関しては一致団結して励んで頂ければ、と思います。
こういうリスト形式のイベントは今年最後ですので、
2009年の総決算として晴れやかに、そして賑やかに閉幕できることを期待しています。

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