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2010/05/17

“第七回自称無名BMS作家が物申す!” 開催

無名BMS作家のためのBMSイベント "第七回自称無名BMS作家が物申す!"

Mumei7_banner

登録 : 5月15日(土)~5月16日(日)17日(月)
評価 : 5月17日(月)~5月30日(日)
主催 : wosderge

※ どうでもいいのですけど、イベント名は「BMS作"家"が物申す」と「BMS作""が物申す」のどちらが正しいのでしょう?
DEE登録情報とバナーとで表記が異なるので困惑ぎみです。(BMS系サイトを巡ると「作家」派が優勢のようです)
とはいえ、過去6回の開催歴においてもバラバラだったりするので、混同するのが
もはやデフォなのかもしれませんね…。

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新人・無名作家のための登竜門イベント、"第七回自称無名BMS作家が物申す!" が開戦しました。
登録期間が予定より1日延長して17日までとなったので、作品登録は今もなお募集中です。

需要が高いイベントなのか、作品の集まりは極めて順調です。
初日から21作品登録という好調な滑り出しで、16日終了時点では登録数は30作品(No16は欠番)。
先日閉幕のイベント"OVA"の作品数を、受付開始からたった10時間で上回るほどの勢いを見せました。
初日登録数の法則を適用すると、最終的な作品数は40以上は固く、50の大台越えの可能性も十分です。

非常に多くの参戦に恵まれ、俄然熱戦の予感が高まってきた "第七回無名戦"。
このまま大きな話題を呼ぶイベントになることを祈り、応援記事を贈らせていただきます。

 

◆ 現在の登録作

登録作品からいくつかピックアップしてご紹介。
イベントの性質上なるべく平等な条件で戦って欲しいので、平時のように取り上げて良いものか悩みましたが、
早期登録ボーナス(?)として、登録Noが若かった先着5作品程度を簡単に紹介させていただきます。

 ● No.1 [FREEFORM HARDCORE] Takeoff 2 NIKE / ETIA.

Mumei7_no1

ETIA.さんは今回がデビューとなる新人です。BGAまで手掛ける制作姿勢はまさに期待のホープと言えます。
楽曲のほうも期待に違わぬ出来で、硬質なキックと様々な声ネタの猛攻が非常に楽しいです。
タイトルにもある勝利の女神ニケの祝福を受けて、デビュー戦から好結果を残せるでしょうか。

 ● No.2 [VALKYRIE PROFILE II] Alicia / nmk(mov:NA2KI(CrossGear)

Mumei7_no2

BMS界ではまだイベント上位経験などのないnmkさんですが、D-Music Gardenや東方音弾遊戯3の活躍など
その実力・指導力は折り紙付きで、本作も曲映像譜面の3拍子揃った素晴らしい完成度を誇ります。
切なげなピアノの導入部から、中後半にかけてドラマティックに盛り上がる展開には息を呑むばかりです。

 ● No.3 [Casual fusion] Grow sproutling / bbangsami

Mumei7_no3

bbangsamiさんは韓国作家。"KBP2010" 27/48位、"KBP2007" 8/33位など、全く侮れない実力者です。
神秘的な曲調と映像、そして目を引くジャンル名など、イベントで目立つにはおあつらえ向きの作品で、
「グロウ スプローティング(芽が伸びる)」との曲名のように、このイベントで作家としての芽を開花させます。

 ● No.4 [J-TRANCE] Deep Blue (BMS size) / P.E. feat.MG.Luka

Mumei7_no4

P.E.さんはまだまだ実績的に中堅の域を出ませんが、近年の活動ぶりに注目している方も少なくないでしょう。
氏の十八番として好評のトランスに、今回は巡音ルカによる唄を乗せるという新境地を切り開いています。
青系の曲が多いイベントとなりましたが、本作は過去作“blue wind”のリスペクト。真の「青」を見せつけます。

 ● No.5 [fusion classic] 神人 / yellowcat

Mumei7_no5

「韓国作家が強い」と言われてきた今大会、海外勢の次鋒として現れたのがyellowcatさんです。
前述のbbangsamiさんとは異なり、こちらはイベント経験はあまり豊富ではないようですが、
ピアノ主体の不思議な世界は実に余情的で、氏のメロディセンスの片鱗が感じられてきます。

 

これら5作品の他にも、各作者が趣向を凝らした面白い作品が数多く登録されています。
「有名になってやろう!」と意気込んで作られた作品群ですので、ぜひ実際に遊んでお確かめください。

 

◆ ジャンルの偏り (今後どうなるかはわかりませんが)

登録リストを見れば一目瞭然ですが、今大会ではトランス率・ハードコア率が異常に高く、
16日終了時点でトランス・ハードコアはともに全体の27%ずつと圧倒的な占有率を誇っています。
以前調査したBMS界全体の統計によると、トランスは11%、ハードコア系統は10%弱が適正な割合なので、
その倍以上の数値を示している今回は、かつてないトランス・ハードコア祭になりそうな様相を呈しています。
(昨年、「トランスだらけだ!」と騒ぎになったBOF2009ですらトランス率は20%程度でした…)

同ジャンル多数の弊害としては、「同系同士で比較される」「聴き手が飽きてくる」などがありますが、
トランス・ハードコア攻めは『無名戦で勝つため』には非常に有効な面もあったりします。
特にトランスは強く、過去6度の無名戦のうち、3度の優勝曲のジャンルはトランス系ジャンルでした。

Mumei7_trance

ですのでこういった人気ジャンルで挑むこと自体は、戦略として大いにアリと言えます。
が、インプレイヤーのなかには「またトランスか…」と辟易してしまう人も少なからず存在するでしょう。
これから登録を予定している後発滑り込み組の作家さんは、こういう状況を自分なりに分析した上で、
どうすれば目立てるか、どうすれば大量の作品中で存在感を発揮できるか、一考してみるのも良さそうです。

 

◆ インプレについて  

今大会では無名作家のスキルアップを目的として、幾つかインプレに制限が設けられています。

・ 匿名インプレの禁止
・ ノーコメントインプレの禁止
・ 一行インプレの廃止

成長力旺盛な若手作家のため、将来への糧になりうるアドバイスをしてあげようという趣旨ですが、
非作者の非常連インプレイヤーの方にしてみれば、ハードルが高いと感じてしまう人もいるでしょう。

しかし実際には「有益なアドバイス以外お断り」なんてことは全くないです。
無名の時期は自作品に貰えるコメント一つ一つが嬉しいものなので
「楽しかった」「良い曲だった」などのシンプルなコメントでも、作者さんを応援するには十分な価値があります。
ですので変に気後れしたりすることなく、素直な感想を届けてあげてください。

BMS作者さんのインプレには「培ってきた知識・技術・経験」が宿っていますし、
音楽未経験のプレイヤーさんにだって「一般感覚に近い」という大きなアドバンテージがあります。
意味のない、役に立たないコメントなんて一切ありません。積極的なインプレを心がけましょう!
個人的にはここらで「自称無名インプレイヤーが物申す!」というようなノリで
新人インプレイヤーが次々に誕生してくれたら嬉しいなと思っています。有望新人お待ちしております。

インプレ期間は2週間。長めではありますが作品数が多いので計画的にどうぞ。
 
 
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今大会のメンバーの中から、将来のBMS界を背負う逸材は必ず生まれてきます。
"無名戦" が野球でいう甲子園のような登竜門であることは、過去6回の開催歴が証明しています。
今年のBOF王者がこの中から出現するというのも、決して荒唐無稽な絵空事なんかではありません。
ぜひ皆さん、青田買いだと思ってこのイベントに熱い注目の視線を送ってみてください。
 
 
 
 
第七回自称無名BMS作家が物申す!
http://cerebralmuddystream.hp.infoseek.co.jp/mumei7/index.shtml (イベントページ)
http://manbow.nothing.sh/event/event.cgi?action=List_def&event=63 (会場)
 
 
_______
 
 
あまりにパーソナルすぎるので枠外で書きますが、
私も下積みインプレイヤー時代、鳩さんとかビーコンさんとかに優しく接してしてもらったことを
今でも恩義に感じてたりします。無名の時に受けた恩って色褪せない思い出になりますね。懐かしいなあ。

"P2DUEL" "OVA" ともに総評が来ていますね。主催さんお疲れ様でした。
この順にまとめ記事を書いていきますが、無名戦が始まっちゃったので超のんびりになりそうです…。

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コメント

鳩さんはどこにいってしまったのだろうか…

投稿: 無名 | 2010/05/17 16:25

そうなんです、鳩さん最近全然見かけなくて寂しいのです…。
最後にBMSを発表したのは戦國あたりでしょうか?もう3年経ちますね…。
風の噂ではDTX方面でHAT名義で頑張っているとも聞きますが、
また頃合いを見計らってBMSにも来て欲しいなあと思います。ただ待つ身は辛い。
コメントありがとうございました!

投稿: s_miho | 2010/05/17 20:31

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