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2010/07/28

“FIVE VS SEVEN” 展望

5鍵対7鍵BMSガチンコバトルイベント "FIVE VS SEVEN"

57b

登録 : 8月01日(日)~8月04日(水)
評価 : 8月05日(木)~8月15日(日)
主催 : ルゼ(主催・監督) scytheleg(サポート・雑用係)

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5鍵と7鍵による天下分け目の決戦イベント、"FIVE VS SEVEN" の開催が近づいてきました。

このイベントは、BMS界で事あるごとに対立してきた5鍵・7鍵の争いにピリオドを打つべく企画されたもので、
5鍵軍(リーダー:scytheleg)と7鍵軍(リーダー:ルゼ)の二陣営に別れ、各鍵盤の優劣を競います。
いまや5鍵派・7鍵派ともに盲信的プレイヤーが多いため(片側しかプレイしたことがない?)、
話し合いをしたところで議論は常に平行線、もはや武をもって雌雄を決する以外に道はありません。

イベントへの反響は大きく、5鍵・7鍵の誇りをかけて戦う勇士たちが続々と参加表明をしていますが(後述)、
どうも出場者の意向・思惑は様々のようで、どちらの陣営も決して一枚岩ではありません。
「いつもと逆の陣営に入ろう」というお祭り派、BOFのステップレースと割り切っている前哨戦派
「5鍵・7鍵の争いはどうでもいいから発表場所をよこせ」というキャリアアップ派などが入り乱れている上、
リーダーを務める鎌足・ルゼの両名も、必ずしも5鍵作家・7鍵作家ではなかったりするのが実情です。

そんなこんなで始まる前から波乱含みの大会でありますが、
BMS史上最大のイデオロギー対立である"5鍵7鍵論争"は、一体どちらに軍配が上がるのでしょうか?
後になって「あんな大会の結果なんて関係ないだろwww」とか叫んでも、負け犬の遠吠えとしか聞こえません。
5鍵にとっても7鍵にとっても、自身の存在価値を示すため、ここは絶対に負けられない戦いとなってきます。

長年決着が先送りにされてきた5鍵・7鍵問題。この夏、ついに一つの結論が導かれます…!

 
 

◆ 5鍵・7鍵の現状

今大会では「これぞ5鍵」「これぞ7鍵」というBMSを制作することが求められます。
5鍵・7鍵の主な特徴については、隣接配置とか縦連打とか多少のセオリーはありますが
そこらへんは公式ページにて基本例・極端例などとともに解説されているので割愛し、
本項では鍵盤数をめぐるBMS界の最新情勢を検討していきます。

 ・ 作品数

実際のところ、5鍵7鍵5+7鍵(両方同梱)のBMSはどのくらい作られているのでしょう?

今年上半期に国内でリリースされたBMSの、5鍵:7鍵:5+7鍵の作品数を調べてみると、
5鍵7鍵5+7鍵9019030 作品程度で、割合に直すと 5鍵7鍵5+7鍵120.3 となりました。
つまり7鍵は5鍵の倍も作られていて、現在の主流は7鍵であるのはまず間違いないと言えそうです。
(ちなみに韓国では事情が異なり、5+7鍵作品が優勢のようです。このあたりの解説はまた近日)

また、「7鍵が主流」という傾向はLR2IRなどの数値からも明らかに読み取れます。
例えば昨年のヒット作 “JULIAN / Queen P.A.L.” には、5鍵・7鍵両方の譜面が付いていましたが、
5鍵譜面のプレイ人数がのべ250人なのに対し、7鍵譜面のプレイ人数はのべ1800人と圧倒しています。
昨今人気の発狂BMSなどもすべてが7鍵ですし、7鍵が主流というのはねじ曲げようのない真実でしょう。

ただし、IRにしろネット上のコミュニティにしろ、いまや5鍵時代をリアルで知らない若い層が多いはずで、
実際の人気やプレイ人口比率はハッキリとは分からない、ということは留意しておかねばなりません。
こんな数値どおりの極端な格差が実在するなら、本家よろしく5鍵はとっくに絶滅しているはずですから。

 ・ 作風

さて、鍵盤数に関してよく言われるのは、「5鍵はリズム、7鍵はメロディ」ということです。
確かに、横幅の広い7鍵は音階を奏でるのに向いていますし、キー音を厳選する5鍵は打感が明確ですが、
どうも最近は、「リズム・メロディ」という本質的なものよりも、むしろ「ジャンル」で大別されている気がします。
いってみれば「5鍵ジャンル、7鍵ジャンル」というものが確立している感じがするのです。

そこで今年上半期にリリースされた主要ジャンルのBMS作品数を、鍵盤数ごとにカウントし、
5鍵・7鍵とジャンルの関係について調査してみました。
(なお、5鍵と7鍵の両方の譜面が入っているものについてはここでは除外しています)

まず7鍵ジャンルですが、大方の予想どおり(?)、トランス・ハードコア・ポップが3トップでした。

7key_genre

5鍵トランスはわずか1作品しかないのに、7鍵トランスは30作品。格差30倍です。
ハードコア・ポップも見渡す限り7鍵。本家もこれらのジャンルが強いので、その影響が窺えるでしょうか。
いずれにせよ、これら3ジャンルのBMSを制作すれば、問答無用で「7鍵属性」が付与されるため、
「7鍵っぽくない」などとインプレで叩かれる危険はぐっと少なくなるはずです。
ただし、作品数が多く埋没しやすいジャンルであることも確かなので、そのあたりの対策は必須となります。

ちなみにジャンルではありませんが、東方BMSも圧倒的に7鍵優位となっています。

7key_touhou

圧倒的どころか完封でした。ユーザーの世代層的にも納得の結果でしょう。
ここまで極端だと「東方の5鍵曲を作れるものなら作ってみろ」という感じにすらなってきますね。誰得ですけど。
 

では今度は逆に、5鍵ジャンルは何なのかというと、
テクノ・ブレイクビーツ・ハウス・ヒップホップ・ワールド系が筆頭格となるようです。

5key_genre

最上段のテクノは数の上では7鍵のほうが若干多いですが、5鍵:7鍵=1:2 という総制作数を考慮すれば
5鍵的な性格のほうが勝っているジャンルと言えるでしょう。
ブレイクビーツ、ハウス、ヒップホップ、ワールド系BMSは、いずれも7鍵より多く作られています。
総制作数のダブルスコアを跳ね返しての結果ですから、相当強い傾向であると思われます。
「5鍵属性」を付けるのなら、これらのジャンルを採用するのが最も手っ取り早い手段のようです。
 

現実には、5鍵にするか7鍵にするかは「作者の好み」以外の何物でもないような気もしますが、
5鍵はクラブミュージック、7鍵はトランス+ハードコア+ゲームミュージック
という感じで住み分けされているというのが今日の5鍵・7鍵事情です。
これは単なる伝統というわけではなく、ノート数の問題が密接に関わっているように思えます。
特に7鍵では、ある程度のノート数がないと譜面が映えなくなってしまう事情があるため、
音数が多めのジャンルや、既存ジャンルのいいとこ取りのいわゆる"音ゲー曲"が幅を利かせる一方、
横幅が狭い5鍵だと、ピアノやハープの乱打などは譜面上に配置しにくいことから、
そういうフレーズが少ない、本格派のクラブミュージック系統を主な勢力圏にしているようです。

ただ、こういう画一的な基準で鍵盤数が分けられている現状が、界隈にとって本当に有益か疑問はあります。
5鍵曲でも「7鍵でやりたい!」という人はいますし、その逆もまたしかりです。
こういった点につきましては、イベント終了後にでも結果を見ながら考えてみたいと思います。
 
 

◆ 順位決定法と勝敗予想

今大会の勝敗の決め方は以下のように定められています。

5鍵盤と7鍵盤両方を含めた合計点ランキングで、「上位50%までの楽曲で合計点が多いチーム」を勝者とします。

この得点方式、私はとても好きです。メリットは以下の3点でしょうか。

  1. 基本的に、作品数の多い陣営が有利となる
  2. 作品の質が良ければ、どんなに数的に劣る陣営であっても逆転可能
  3. 弱小作家が出場しても、陣営の足を引っ張ることには(直接的には)ならない

特に 3. が大きいです。足手まといになる心配がないので、無名であっても気後れせずに出場できるし、
優勝争い以外にも「上位50%までに入る」という目標ができて、非常に建設的だと思います。
 

ただ、こういう形式のイベントは初めてなので、具体的な勝敗イメージは掴みにくいかもしれません。
そこで「今年、国内で開催されたイベントが5鍵と7鍵の対抗戦だったら」と仮定し、
5鍵・7鍵のどちらが優勢だったのか、5vs7方式で結果を振り返ってみます。
(例によって5鍵・7鍵の両方の譜面が入っているものについては計算から除外しました)

5vs7_event

7鍵軍、4イベント全てで圧勝しました。
特に"ChaosStage"では 0点 VS 357億点 という、コールド負けなんて次元を超越した一方的結果となりました。
これは極端な例だとしても、"EXTREMEBEAT"で2.6倍、"OVA"で3.7倍、"無名戦"で6倍差を付けていて、
こうした安定した圧勝ぶりを見る限り、やはり7鍵軍のほうが5鍵軍より強いような気がします。

でも「バカ言うな、5鍵作家はイベントよりplugout4に本気出してたんだ 」 との反論があるかもしれません。
確かにplugout4の話題性や5鍵クオリティは無視できないものがあるでしょう。
そこで5鍵・7鍵を平等な条件で比較するため、手前味噌ではありますが、
先日の上半期ベストBMSの獲得票数を5vs7方式で計算してみました。

5vs7_kamihanki

差は縮まったものの、やはり7鍵軍が勝利を収めました。
さすがのplugout4をもってしても、7鍵優位という大局を覆すには至りません。
5鍵と7鍵のBMS制作数の絶対的な差は、想像以上に大きかったようです。

しかも今大会ではplugout4メンバーの全員集結は見込めず、5鍵軍はさらに厳しい戦いとなるでしょう。
つまり、普通にやれば、5vs7はどうあがいても7鍵の勝利という結果になると予想されます。

これだけ強烈な追い風が吹いている以上、万一にでも7鍵軍が敗れるようなことがあれば、
リーダーのルゼさんは責任を取ってXBOX没収の刑くらいは当然ですね。
ルゼさんとリアルで交友のある皆さん、敗北時にはどうぞルゼ邸からご自由にお持ち帰りください。私が許します
(笑
 

対する5鍵軍は戦う前から暗雲たちこめますが、全く光明を見出せないわけではありません。
5鍵はレベルが総じて高いのか、「5鍵は作品数の割には得点効率が良い」という好材料があるのです。

上2つの表は5鍵・7鍵の総得点でしたが、1作品ごとの平均得点に直すと以下のようになります。

5vs7_eventave

"ChaosStage"を除くと、1作品あたりの得点力は7鍵よりも5鍵のほうが優勢で、
およそ1.2~1.7倍ほど5鍵側の力が上回っているという結果になりました。
ですのでBIDCの街角調査のように、5鍵軍・7鍵軍の登録数が拮抗する状態に持ち込めれば、
劣勢な下馬評を覆して、個々の能力に勝る5鍵軍が優位に立つシーンも十分考えられます。
5鍵の旗の下にどれだけ作品数が集められるか、リーダー鎌足さんの求心力が試されるでしょう。
 

結論としては、数の7鍵 VS 質の5鍵 という構図になるのが濃厚と思われます。
マンガ脳やゲーム脳だと少数精鋭のほうが強い気もしますが、現実は兵力に勝る7鍵軍が圧倒的優位です。

7鍵軍が取るべき戦略は、「お前らいつも7鍵ばっか作ってるだろ?今回も7鍵やろうぜ」と喧伝して回り、
普段どおりの戦力比で決戦に臨めるよう、しっかりと陣営の引き締めを図ることです。
5鍵軍はそんな状況に陥ったら負け確定なので、速やかに敵軍の切り崩しを進める必要があります。
調略・離間などの策謀を駆使し、7鍵作家をどれだけ5鍵軍に引き抜けるかが鍵となります。

戦場に出る前から既に水面下のバトルは始まっています。最後に笑うのは一体どちらでしょうか。

 

◆ その他ルールの諸注意

今回のルールにおける最大の特徴は、前述した順位算定法でありますが、
それ以外の点で注意すべきことをここで再確認してみます。

 ・ これぞ5鍵/7鍵!という作品を用意する
 ・ 隠し譜面であっても5鍵と7鍵の混合は認められない
 ・ 複数登録は可能だが、必ずどちらかのチームに統一する

このくらいですね。両軍に二股をかけるのは禁止ですが、片方の陣営になら何作登録しても可です。
基本的に「出せば出すほどチームに貢献できる」ので、多作な作家さんはここは頑張りどころ。
5鍵・7鍵に思い入れがあるのなら、ストックを全放出する勢いでガンガン登録しましょう。
なお、ルールの全文についての詳細は公式ページを読んでいただきたいですが、
FAQには、ルールに書いていなければ基本的に何やってもかまいません とあるので、
縛りや制作条件などが緩い、かなりフリーダムなイベントと言えそうです。

ここまで書いて、察しの良い方はもう既にお気づきかもしれませんが、
今大会には、ほとんどのBMSイベントに設けられている、ある定番ルールが存在していません。
そう、修正以外の登録後のアーカイブ改変は禁止 という条項が廃止されているのです。

何故この規定がないかというと、ルールに書いたところで無視されるという後ろ向きな理由もありますが、
おそらく「チーム内でのBGA・差分支援をガンガンやろうぜ」という意図ではないでしょうか。
良い援護射撃があれば、アーカイブ内に取り込むのも、評価対象に含めるのも各自の自由となることで、
2チームによる対抗戦としての側面を強調し、より熱いバトルにするためのさりげない工夫だと思います。
余力がある方は支援インプレなどにも取り組んでみては?メンバー間の絆を強めるチャンスですよ。
ただし、アーカイブ大幅改変・先行登録・インプレを受けての修正などはインプレイヤーの心象を悪くする可能性が大です。ご注意を。

インプレ関係のルールにつきましてはイベント開始後の記事にて詳しく書きますが、
全インプレ達成者は「インプレ猛者」の称号と粗品が貰えるようです。これは頑張るしかないでしょう。
5鍵・7鍵を対等に評価することのできるインプレイヤーを、このイベントでは切に求めていますので、
客観性と知識と経験が豊富なプレイヤーさんは、この世紀の対決のジャッジにぜひお力添えください。

 

◆ 鎌足vsルゼ

かつてBMS界では、二陣営による全面対決として02年の"B-1 ClimaX the Revenge"があり、
その時は、Y-ItoOさん率いる「Polaris軍」と、軍人さん率いる「Crux軍」が壮絶な死闘を演じました。
今大会は、そんなB-1時代以来、実に8年ぶりの対抗戦イベントとなります。

関ヶ原で敗れた石田三成は、自身の武功が乏しいために他大名を統制する力がなかったと言われますが、
やはり二陣営に分かれて対決する以上、各軍の総大将には相応の資質が問われてきます。
実際、前述したB-1のイトオさん・軍人さんはどちらも当時のBMS界の中心人物でした。

今回、両軍の総大将を務める鎌足さん・ルゼさんの二人は、リーダーに相応しい将器の持ち主でしょうか?
鎌足さんのtwitterでの発言によると、

実は5vs7は裏目的として俺とルゼさんのガチバトルを兼ねているという隠された目的がある かもしれない。

と言ってたりするので、本項ではその意を汲んでリーダー2人の能力に着目し、
タイマンイベント風に 実績・安定感・BGA・リーダーシップ・鍵盤数適正 の5点を比較検討してみます。
鎌足さんとルゼさんが5鍵・7鍵の運命を任せるに足る人物か、どうぞ皆さんの目でお確かめください。
 

1) 実績

下図は両者のこれまでのBMSイベント/レビューサイト実績から、
特に優秀な成績を収めた作品の一覧です(作品選出は私の独断)。

Kamatarivsluze_jiseki

鎌足さんはイベント優勝経験はなく、"BMS Festival '09 winter"の4位が自己最高です。
とはいえ、1年前まで「BMS界No.1空気作家」と呼ばれ、いつも真ん中の順位を取っていたことを考えれば
現在は急激なレベルアップ期にいるであろうことは想像に難くありません。
ルゼさんは "SUIKA CRASH" "Feels So Good" でイベント2勝を挙げているほか、
ネタイベントの "BOF2010(Breath of Fire 2010)"も制していたりして、非常に成績優秀です。
実績面ではルゼさんのほうがだいぶ上で、鎌足さんを寄せ付けていないと言えるでしょう。
 

2) 安定感

下図は両者のここ最近の評価型イベント/レビューサイト登録作です。

Kamatarivsluze_saikin

鎌足さんの「No.1空気作家」の称号は今や過去のもの、最近は安定して真ん中以上の成績を残していて、
表彰台に乗った経験こそないものの、イベント上位の常連になりつつあります。
対するルゼさんは、優勝争いしたりビリ争いしたりと浮き沈みが非常に激しいです。
常に革新的な作品に取り組んでいるだけに、支持されるかどうかは発表するまでわからないようです。
ちなみに、過去2年間の「上位50%入賞率」は、鎌足さん100%(7/7)、ルゼさん67%(6/9)で、
上位50%から落ちる可能性でいったら、ルゼさんのほうがよっぽど危ういみたいです。
 

3) BGA

鎌足さんは近頃BGA作家としても活躍中で、先日の無名戦でも “Nullity Code #10”のBGAを担当しました。
5鍵軍で参加予定の方は、「5鍵で行くんだけどBGAどうしよっかなー」とわざとらしくつぶやいてみれば
鎌足さんが面倒見の良さを発揮してBGAを作ってくれるかもしれません。いや知りませんけど。
ルゼさんもBGAは自炊できますが、あまり得意としてはいないように思えます。
むしろ豊富な人脈を活かし、本職のBGA作家さんに依頼するケースのほうが多いです。
そんなわけでルゼさんにBGA制作をねだっても無駄なので、7鍵軍の方は自力で調達しましょう。
 

4) リーダーシップ

鎌足さんは「BMS界の次代のリーダー」と目されている有力者の一人です。
"MAXBEAT" "EXTREMEBEAT" "ChaosStage"の3イベントの主催を務めたほか、
BOF2009、2010では岡山チームのリーダーに就任。総大将たる経験・資質は十分です。
ルゼさんも"Wire Puller"で主催をするなど、長年BMS界を率いてきた実力者ですが、
やはり"Toy Musical"シリーズ制作が不朽の功績で、9鍵の地位向上の最大の立役者と言えます。
また、BOFでは参加チーム全てでリーダーを務め、BOF2010までにリーダー就任回数はなんと7回。
まさにリーダーとなる星の下に生まれた男といって過言ではないでしょう。
 

5) 5鍵・7鍵適正

鎌足さんは基本的に7鍵作家です。
“BB Tech” “Rusted Rubbish” など、5鍵オンリーBMSもいくつか過去に発表していますが、
ここ2年ほどはずっと7鍵専門で、5鍵軍を背負うべき人物かというと、やや疑問な感じがあります。
ルゼさんは一応7鍵をメインに作っている作家ではありますが、
イベント優勝作の“WALL BATTLE”は5鍵、“Ghost Carnival”は5+7鍵(7鍵メインはtarolaboさん作)ですし、
何よりToy Musicalでの9鍵作家というイメージが強いので、こちらも7鍵リーダーとは言いがたい感じがします。
 

 ● 総合分析

Kamatarivsluze_sougou

 ※ 両者のイベントでの直接対決の詳細はこちらをご覧ください。

総合的な能力=大将としての格を比べるなら、ルゼさんの方が一枚上手でしょう。
イベント2勝という実績、パッケージ制作などの経験、BMS作家歴などどれも申し分なく、
チーム統率・個人成績の両面で7鍵軍を鼓舞するような大車輪の活躍が期待されます。
対する鎌足さんは、トップダウンで軍を率いる実力はルゼさんには適いません。
5鍵軍には実績上位のベテラン作家も多く、キャプテンシーを発揮するのは難しいかもしれませんが、
持ち前の発想力やBGA力などを活用し、調整型のリーダーとして活路を見出したいところです。

ただ、やはり気がかりなのは、2人とも本職の5鍵/7鍵作家ではない、という点でしょう。
今のところ不満が噴出するような動きは表面化していませんが、もし自軍が低迷するようなことがあれば、
鎌足降ろし・ルゼ降ろしが起こり、陣営分裂や内戦勃発に発展する潜在的危険性は否定できません。

有力作家に実権を奪われ、お飾りのリーダーに成り下がらないよう、
鎌足さんとルゼさんにとっては、個人成績でチームを引っ張ることは最低限のノルマとなります。
もし全体の上位50%に入れなかったなら、腹を切って詫びるしかないですね。(鎌足さん前科一犯
一般参加者の方々は、自軍を勝利に導くためチームに貢献するのは勿論のこと、
ついでに敵軍の大将を打ち破って自害に追い込めるよう、強力な作品で大会を盛り上げてみてください。
 

ということで、他人事なので無責任にハードルを上げてみましたが、
5vs7の裏メインとして、鎌足VSルゼのリーダーガチンコ対決にもどうぞご注目を。

 
 

◆ 出場予定者

5vs7に参加表明をしている人の一覧です。敬称略。カッコ内はソース。漏れがあったらごめんなさい。
(Twitterの発言に関しては、検索から機械的に引用しただけで前後の文脈等は考慮していません)

 ● 出場できそう

Fomphecca 「8月上旬にあるBMSイベント「5vs7」に参加しようと思っています。」(7/24 日記)
96 「開催だけ待つ状態だったけどまだ時間ありそうだから5vs7でようかなぁ」(7/24 Twitter)
MIX-MAX 「5vs7絶対に出たい ★」(7/24 Twitter)
FALL 「土日中にこのループをどうにかできたら5vs7に出場する」(7/24 Twitter)
ETIA. 「5vs7は2曲ともトランスということで」(7/21 Twitter)
kireji 「5vs7参加しようそうしよう 」(7/21 Twitter)
ume 「5VS7のBGAがどんどん適当になっていくぜ!時間がないんだぜ!」(7/20 Twitter)
P.E. 「5vs7作業進行度:90% / 300% \( ^ヮ゜)> @窓」(7/20 Twitter)
xenothium 「5vs7進行度、二曲目:曲100%、音切り0%、 BGA70%、配置0%」(7/20 Twitter)
daisan 「5vs7は2曲。」(7/20 Twitter)
CRUNCH 「そろそろ5vs7用の曲をつくらねば」(7/24 Twitter)
DJ TAKUAN 「5vs7の曲!完!成!\(^^)/」(7/13 Twitter)
cybermiso 「曲完成してるしサクっと音切ってこれ5vs7に出そうかしらん」(7/11 Twitter)
SIG 「5VS7の曲作り始めよう、そうしよう。」(7/10 Twitter)
sgaya 「FIVE vs SEVEN出る気満々です!勿論5鍵側で!」(7/10? 日記)
くっちー 「FIVE VS SEVEN、5鍵チームで出ようかしら [゚∀゚]」(7/6 Twitter)
LiTaNia 「もちろん5vs7には当然7で参加」(7/6 Twitter)
Ras 「やっぱ5vs7でよう 5鍵か7鍵どちらかって? 僕はry」(7/5 Twitter)
U.P. 「5vs7の音切りしちゃおう。。。」(7/4 Twitter)
Est 「5vs7の音切りおわったー!!!」(7/4 Twitter)
Y.W 「\5vs7 出るよ!出ちゃうよぉ!/」(7/2 Twitter)
exci 「そろそろ5vs7用曲のBMS Editを始めよう!」(6/24 Twitter)
Beast Synthesizer 「5 vs 7出てみようかな」(6/16 Twitter)
Nitrix 「てなわけで5鍵軍にいます。」(6/12 Twitter)
haleit 「8月の5vs7に出たいなと思ってます。」(6/10 無名戦コメント)
神風 「中期のタスク ボーマス13、SEVEN VS FIVE」(6/3 Twitter)
Ym1024 「8月の頭に開催予定の「FIVE VS SEVEN」ですが多分出ます。」(6/2 日記)
8556 「そういえば5VS7ってでるのになにか申請とかいるのかな?いるならちょっとでるかわからない・・・」(5/31 Twitter)
Kei Iwata 「次回の参加はたぶん5vs7かな?どっちででよう。」(5/31 無名戦コメント)
4G 「FIVE VS SEVEN出たいなぁ」(5/30 Twitter)
Athame 「5vs7 1曲~」(5/18 Twitter)
MONO 「5鍵好きの7鍵好きなので5vs7に参加するとしたらどっちにつくかは本当に悩む」(3/31 Twitter)
ヨキココロクルー(O-SE/orangentle/Riutaso) 「ヨキココロクルー Debut BMS Augast 2010 Release!! on FIVE vs SEVEN」(6/30 Youtube)

 ● 微妙そう


gmtn. 「次のイベント(5vs7)の曲がいまだに出来てません。」(7/25 Twitter)
syzfonics 「5vs7用に作ってたやつはもう諦めてpupulyに出してそのまま死んでいく」(7/25 Twitter)
ATEMAK 「ウオオオオ 5vs7が1日延長したらいいのになああああ」(7/24 Twitter)
Ritsu 「5vs7も期限的に無理だし作ったところの一部分を晒してお蔵行きにしよう。」(7/21 Twitter)
いかるが 「5vs7の登録期間は8月頭か…」(7/8 Twitter)
桃山 「5vs7にぴったりのネタはある……あるっちゃああるが、技術も時間も全然足りん!やっぱ参加しない方が良いかなぁ……。」(6/16 Twitter)
cinako 「5vs7きになる。」(6/10 Twitter)
nora2r 「もし出るなら7k側だけど微妙なところ。」(3/24 日記)

 
物凄い数の参加表明が集まりました。なんだこの量。
ここに名前が挙がった人が全員参加するだけでも、作品数は40を余裕で越えます。
加えてネット上で参加表明していない人や、複数登録する人のことを考慮に入れると、
50~100作品クラスの大型イベントになると考えて良いでしょう。

登録数は十分、有力作家の名前も多数見られ、5鍵vs7鍵の頂上対決に相応しい舞台は整いそうです。
後になって「出れば良かった!」なんて騒ぐことのないよう、今大会に興味をお持ちの作者さんは
登録締切の8月4日まであと1週間、悔いを残さず全力で頑張って制作に励んでください。
非常に注目度の高いイベントですので、ここで名を売ればBOFにも好影響が期待できますし、
今後の5鍵パッケージ・7鍵パッケージなどにお呼びがかかる可能性も膨れあがるでしょう。良いことずくめ。
「間に合わない」と半ば諦めている方も、心を入れ替えて最後の追い込みをかけてみてください。
 

軍靴の音がいよいよ大きくなってきました。
BMS界を二つに分けての大決戦、開戦はもう秒読みです!
 
 
 
 
5鍵対7鍵BMSガチンコバトルイベント「FIVE VS SEVEN」
http://scytheleg.bms.ms/tempyou/event/5vs7/

 
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・ BIDCアンケート
BIDCにて"Oz'Beats ~温故知新~(オージービーツ)"というイベント案のアンケートを行っているようです。
80年代以前のクラブミュージック限定、5鍵譜面・低難度譜面必須イベントということです(詳細)。
参加意志の有無だけで構いませんので、BMS作者の皆さんはワンクリックご協力をお願いします。
アンケート的に一番キツイのは、スルーされて十分な意見が集まらないことだと思いますので…。
締切が今月末に迫ってますので、この記事の読後にでもぜひ。

私の意見としては、縛りが難しそうなイメージ(実際は結構融通がききそうですが)なので少なからず不安がありますが、
このまま今冬に何のイベントも企画されないようなら、間隙を突いて見切り発車しても悪くはないかなとは思います。
BOFインプレ期間中には作者さんの制作欲が増大するので、それを上手く利用できれば登録も集まるはず…!
ただ、昨今のプレイヤーさんの好みを見るに、率直に言ってあまりウケは良くなさそうな感じはしますね。
メインターゲットであるオジサン世代(私も含まれるのかっ!?)ってBMS界にどのくらいいるのでしょう。そこが読みづらいです。

あと関係ないけどイベント名が面白くて好き。とても気の利いたネーミングですね。
 

・ BMS系サイト
全世界のBMSファンの皆さまに、最近ホットなBMSサイト様を2つ推薦します。
晒しちゃって良いのかわかりませんけど、まあいいですよね。更新も軌道に乗ってきたみたいですし。
両者ともタイプが違うサイトで超面白いです。オススメ。
 
BMSノスゞメ
雀野チュン太さんによるBMSレビューブログです。
最新作から往年の名作まで様々な作品を取り扱っていますが、最大の魅力は文章の卓越したユーモア性。
面白い内容なので思わず読み進めたくなるし、レビューされた作品を俄然プレイしたくなってきます。
「ホントはこういうレビューが書きたかったなあ…」と私も羨みながら読んでいます。ブックマーク推奨。

BMS一行インプレ
毎日1つ(程度)、BMS作品のインプレを行うTwitterアカウントです。
1ポスト140字以内という制限の中、ずばずばっと要点をまとめた数行程度のインプレを配信。
Twitterを活用するアイディアがとても良いですよね。手軽だし簡潔で読みやすい。
この手のレビューがもっと流行らないかなあ。Twitterをやってる方はフォロー推奨です。

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コメント

突然カウンタがグンッしてたんで何事かと思ったらこういう事でしたー!
あんな卑猥なサイトを紹介して頂いてありがとうございます。
mihoclapさんの世間体が悪くならなければいいんですけど(゚ム゚;)…

明日からイベント楽しみですねー!ちなみにあたいは生粋の江戸っ子(東北)なんで5鍵派です。

投稿: ちゅん太 | 2010/07/31 10:13

ちゅん太さんはじめましてー。
勝手に無断紹介してしまってすみませんm(_ _)m だって面白かったんだもん…。
記事中でも触れましたが、ちゅん太さんの文章はすごく好きです。憧れます。
私も卑猥学を勉強してユーモアを身につけないとなぁ…と自らの至らなさを痛感しました。

お互いBMSブロガー同士、切磋琢磨して高め合っていけたら良いですね。
これからも一読者として超期待しています!コメントありがとうございました!

投稿: s_miho | 2010/08/02 00:46

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