« BOF2010チーム分析(4) [下田商店] | トップページ | BOF2010チーム分析(6) [あわよくばリア充] »

2010/09/06

BOF2010チーム分析(5) [カオス理論]

Chaos_bn

[カオス理論]

削除,  xarva,  tarolabo,  コメノ,  裏・浪漫映像制作倶楽部

-----------------------------

 
 
 

Chaos_

◆ チーム概要

カオス理論は、力学系の一部に見られる、予測できない複雑な様子を示す現象を扱う理論である。(wikipedia)
との定義を体現し、BMS史上最もカオティックなチームがBOF2010に降臨しました。
ノイズ系に長じた削除さん、独自の音楽世界を構築するxarvaさん、「カオス王」tarolaboさんの3人は、
いずれも人智を超越した感性を持つ異色クリエイターで、音楽を介して混沌と深淵をもたらす具現者たちです。
明日のBMS界に訪れるのは秩序か終末か…。彼らの創造する作品が世界の命運を握っています。
 


◆ メンバー分析

 (1) 削除

Chaos_skz

「神童」という称号を名乗るとしたら、BMS界では削除さん以外には考えられないでしょう。
活動当初は中学生BMS作家として注目されるも、しばらくは年相応の成績に甘んじていましたが、
08年頃に飛躍的にスキルアップし、"experimentation"アベレージ優勝やBMGパワレコ獲得にまで大出世。
界隈の総統・軍人さんからの信任も厚く、"plugout4"では主力としてボス曲含む複数作を任されました。
偽名作品が多くて評価はなかなか安定しませんが、上図で示した能力値以上に力のある作家さんです。
xarvaさん・tarolaboさんという大物2人を率いている以上、チームとして勲章を獲らないわけにはいきません。
 

 (2) xarva

Chaos_xarva

xarvaさんは、BMS誕生初期からken名義やnarve名義で活躍してきた重鎮です。
トランス限定だった"B.J.cup 3rd stage"を制するなど、かつては深みと風格あるトランスが得意でしたが、
悟りを開いたのか無我の境地に達したのか、xarva名義以降は瞑想的な音楽に傾倒し始め、
アンビエントやドローンなど、精神を侵食していくような癒し系(の皮を被った)作品が目立ちます。
BOFはご覧の通り皆勤で、しかも毎回のように高順位。この安定感は全参加者でもナンバーワンです。
「全くBMS向きでない楽曲」を上位に食い込ませる姿はベテランの威厳たっぷり。今年も期待できそうです。
 

 (3) tarolabo

Chaos_tarolabo

"BOF2006"チャンピオン。優勝作“路上のギリジン”はBMS史上(たぶん)最大のヒット作となりました。
他にも"東方音弾遊戯""ChaosStage"の2イベントや、差分イベント"Music Objective"を制覇したり、
またBMGで“Gynandromorph”“甘雲”がパワレコ獲得したりと、若くしてBMS界を制した不世出の麒麟児です。
「カオス」というチームジャンルはまさに天職。もともと独創的で天才肌な作風の持ち主でしたが、
近年はIDM系の難解な分野に精力的に取り組み、界隈の「カオス王」としての地位を不動のものにしています。
06年以来の個人・チーム優勝の美酒を味わうために、“ギリジン”に匹敵するヒット作の誕生が期待されます。

 

 (4) サポートメンバー

BGA担当にコメノさん、 裏・浪漫映像制作倶楽部さんが加わっています。

コメノさんは全く情報がなく詳細不明です。偽名かもしれませんし、新人さんかもしれません。
裏・浪漫映像制作倶楽部さんについてもハッキリとした確証はありませんが、
どうも浪漫映像制作倶楽部さんと同じく、ymbpさんが裏で糸を引いている可能性が高いようです。
だとしたら、YMBPRつながりでxarvaさんのBGAを担当するのではないかと予想されます。

 
 

◆ 順位予想

(能力値)47.2+61.1+59.0=167.3 (MAX)57.4+67.2+95.2=219.8 (MIN)40.3+52.7+40.7=133.7

Chaos_meter

[カオス理論] というチーム名に忠実なのか何なのか、全く順位予想が付きません。
最も可能性が高いのは10位台後半と出ていますが、順位の振れ幅が非常に大きく、
優勝も狙えるだけのポテンシャルがある反面、最悪の場合は50位を下回る大惨敗もあり得ます。
どう転ぶのかわからない、とにかく不気味なダークホース的チームです。

このチームの「カオス」という題材は、万人ウケするものではありませんが、
BOFという巨大イベントでは非常に目立つ劇薬で、ついインプレしたくなる魔力を秘めています。
トランスやハードコアなどの激戦区に身を投じるより、手薄なカオスを制するほうが戦略的かもしれません。
楽曲担当の3人はクリエイターとして名声もあり、混沌系や恐怖系のヒットBMSも多いため、
単なる「わけがわからない曲」ではなく、「底知れないナニカを感じる曲」を作ってくることでしょう。
BGA作家陣も素性は知れませんが、専門の映像クリエイター陣を確保してあるのは心強い限りです。
また、tarolaboさんが"ChaosStage"優勝という箔を持っているのもプラス材料で、
「究極のカオスBMS」に迫ってくれるのでは、と知的好奇心をかき立ててくれる頼もしいチームです。

エースは安定感抜群のxarvaさんか、一発を狙えるtarolaboさんかが適任に思えます。
xarvaさんは [アレゲユニオン] チームと掛け持ちしているのが心配ではありますが、
BGAに裏・浪漫映像制作倶楽部さんの映像が付くとしたら大きなアピールポイントになります。
どういう意図をもって誰にエースを任せるか、じっくり考えて決めたいところ。

不安点はやはり、「カオス曲」というテーマが賛否両論ある危うい題材なことです。
多少の批判票は折り込み済みとはいえ、序盤戦にマイナスインプレが集中して
「低得点を付けやすい流れ」になってしまうのがチームにとって最悪の展開です。
ジャンル柄、譜面も高難度になりがちで、ビギナーから厳しい視線を寄せられることもあるでしょう。
そういった批判をピエロにできるだけの説得力を持たせられるか、
曲と映像と譜面の飽くなきクオリティアップこそ、BOF開幕までに取り組むべき最重要課題と言えます。

 

どのような結末を迎えるか、全く予測不能のチームですが、
こういう異色チームが登場してくれることもBOFの魅力の一つです。
カオス理論を紐解いた先に待ち構えるものは何なのか、固唾を呑んで真理への到達を見守りましょう。

|

« BOF2010チーム分析(4) [下田商店] | トップページ | BOF2010チーム分析(6) [あわよくばリア充] »

bof」カテゴリの記事

コメント

ギリジンやら妖晶零弐みたいな人気曲作ったかと思えばギャリギャリノイズbmsをbofに出して0ptsから100ptsまで満遍なくもらったりww
sorrow of the islandsのようなゲームとしても面白い名曲トランス出したかと思えば全押しロングノートアンビエント出して賛否両論貰ったりww
クールなブレークビーツもので高得点とったりする横で、イベントに出てた火事題材にした不謹慎bmsの作者がこの人じゃね?とか騒がれたりとかあったような記憶があるんですが

まあなんか良い意味でも悪い意味でもプレイヤーの期待を裏切るような作者が集まってますよね
確かに個性が立ってるチームだと思いますw


記事お疲れ様です

投稿: たかし | 2010/09/07 12:02

そうですねー、本当に強烈な個性派集団が集まりましたね。
ここのチームメンバーは3人とも賛否両論BMSの使い手(?)でありますが、
賛否両論あることはシーンの最前線を切り開いてることに等しいですし、
実力と発想力と先進性を兼ね備えた、すごく面白いメンバー構成だと思います。
優勝できるかと言われると胡散臭い感じですけど、BOFを大いに盛り上げてくれるのは間違いなさそうですね。楽しみです。
コメントありがとうございました!

投稿: s_miho | 2010/09/08 17:58

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1232013/36545171

この記事へのトラックバック一覧です: BOF2010チーム分析(5) [カオス理論]:

» MUTEKI 第20弾 小林ユリ ミスヤンマガ [MUTEKI 第20弾 小林ユリ Hカップ ミスヤンマガ]
MUTEKI 第20弾 小林ユリ ミスヤンマガ [続きを読む]

受信: 2010/09/07 17:41

« BOF2010チーム分析(4) [下田商店] | トップページ | BOF2010チーム分析(6) [あわよくばリア充] »