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2011/02/11

Mini BMS Package -KOBAKO 3rd box-

Kobako3_bn

Mini BMS Package -KOBAKO 3rd box-
主催 : Nitrix

いまや恒例となったミニBMSパッケージ「KOBAKO(小箱)」の第三弾。
今回のパッケージテーマは『スクラッチ重視』です。

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Nitrixさん主催によるBMSパッケージ、"KOBAKO 3rd box"が先日公開されました。

"KOBAKO"は「小箱」の名のとおり、低容量で手軽なパッケージとして喝采を浴びてきました。
シリーズ第3弾となる今回は、2010年元日の"2nd box"以来13ヶ月ぶりの新作となります。
("KOBAKO 2nd box"は昨年こちらの記事にて特集しております)

今回の収録曲は全3曲。
過去のシリーズと比べるとボリューム少なめなのは否めませんが、その内容はまさに少数精鋭です。
BGAや譜面が充実しているのは勿論、何より曲が粒ぞろいの良作ばかりで
リップサービス抜きに、収録全作品が各作者さんの代表曲になりうる傑作なのではと思えるくらいです。
なので小箱は小箱でも、パンドラの箱レベルに凄い作品が詰まったパッケージといえるでしょう。
 

さて、KOBAKOシリーズでは、毎回制作テーマが設けられるのが通例となっています。
KOBAKO(1st)では、「1つのBMSにつき、rar圧縮後1000KB未満で製作」。
KOBAKO 2nd boxでは、「ボツ曲」 「即興で製作した曲」 「自分には似合わない曲」。
そして今回の3rd boxでは、「スクラッチ重視」というコンセプトが掲げられました。

このテーマを設定した経緯としては、本来は元旦公開を目指していたらしく、
「お正月に公開→いつもより多く回しております→スクラッチ」という連想から来たようです。
各曲のスクラッチ数は公式サイトに記載してあり、だいたい総ノート数の2割ほどとなっていますが、
多くの譜面に皿地帯があるため、実数以上に回して回しまくっている印象を受けることでしょう。
キーボードプレイヤーが多いBMSでは、皿は「やや特殊な音が出るキー」程度に甘んじることも多いですが、
スクラッチはBEMANIの最大の特徴ともいえる部分です。すごくポテンシャルのあるオブジェだと思います。
見落とされがちな「皿の可能性追求」も兼ねて、ぜひこの機会に"KOBAKO"をお楽しみください。
 
 
 
  

◆ 作品紹介

1 : [Leftfield]   i.d.t.  /  樟

Kobako3_shou

Leftfieldとは「Leftfield→左翼→急進的」という発想から、既存概念を覆す前衛的音楽を指すジャンルです。
(サンプリングを駆使したエレクトロニカ寄りの音楽であることが多いようです)
取っ付きにくい人もいるかもしれませんが、実験的でアバンギャルドな雰囲気はまさに新境地と言えましょう。
本作は断片的なビートが無秩序に散らばるようでいながら、最後には形になってる手品のような楽曲で、
一つ一つの音が伏線として機能する逆算の構成美には、プレイ後に感嘆の溜め息すらこぼれるでしょう。

 

2 : [FUNKY KOTA]   Wu Dao Hongye  /  ETIA.

Kobako3_etia

タイトルの読みは“ウー ダオ ホンイエ”。「舞い落ちる紅葉」の中国語訳の発音とのことです。
ファンキーコタらしく曲はテンションアゲアゲの破天荒。知性の欠片も感じさせない賑やかな出だしに始まり、
中盤では風雅な祭り囃子と思いきや、その余韻をぶち破って後半に大爆発。怒濤の急展開が襲来します。
ここまで無軌道だと愉快というほかないでしょう。ハメを外して夜遊びに繰り出すようなゴキゲンなBMSです。

 

3 : [HARD HOUSE]   MASSIVE STYLE REMIX  /  Nitrix

Kobako3_nitrix

"5vs7"で好評を博した“MASSIVE STYLE”のセルフリミックスです。
低速ハネノリだった原曲から一変、飛ぶ鳥を落とす勢いの直球ダンスに。とにかく気持ちが昂ぶるばかり。 
軽快なメロディや声ネタには鍵盤上で指が踊り、裏拍主体のアゲビートには自然に肩と胸が弾みます。
ギャラリーと一体になって盛り上がってるような熱い高揚感に満ちた作品。まさに「BMSらしいBMS」です。

 
 

   ◆     ◆     ◆     ◆     ◆     ◆     ◆     ◆     ◆ 

 

作品数は少ないですが、冒頭にも書いたように良作揃いでたいへんオススメです。
進歩的な音楽なのに、意外とわかりやすくてカッコイイ(そして譜面がムズカシイ) “i.d.t.”、
豊富な展開と耳に残るメロディ、プレイして気分がひたすら盛り上がる “Wu Dao Hongye”、
BMSとして純粋に楽しい “MASSIVE STYLE REMIX” と、それぞれ個性の立った作品です。
なかでも“MASSIVE STYLE REMIX”はお気に入り。今のところ、私の中で今年の1,2を争う傑作です。
ワンクリックで3作品落とせて導入も楽ですし、未プレイの方は騙されたと思ってぜひお試しください。

今は"Technikal Beat"開催中なうえ、月末にはイベント2つも控えていて忙しい頃合ですが、
"KOBAKO 3rd box"はやらないと絶対に損だと太鼓判を押せるパッケージです。
雪や寒さのせいで家に籠もりがちなこの時期、熱いBMSでボルテージを上げてみてはいかがでしょう?

 
 
 
Mini BMS Package -KOBAKO 3rd box-
http://page.freett.com/nitrix/kobako_3rd.html
 
 
 
 
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"TB"は結局12作品集まりましたね。なんとか"OVA"と同数に達して私もほっとしました。
強行出場してくれた方(コメントを見てるとかなり多そう)が身を粉にして制作してくれたおかげだと思います。
このままインプレが順調に集まって、苦労した分しっかり報われると良いですね。

次回はNDK記事を書きます。ホントはBGAを待ちたかったのですがこれ以上は待てないので…。

TranscendPangは進展なし(というかほとんどやってません)。
5-C道中が苦手すぎるせいで6-Cネオを越える余力がなく、どうしたものかと苦悩中です。
コンティニュー後の3機だけでは絶対途中で死ぬので、事実上の一発勝負なのも非常に辛いところ…。
今月中に最終面まで行けたら特集記事を書くつもりだったのにー。(不可能そうなので強気)

"KBP2011"のエントリー締切が迫っています。受付はもうお済みですか?
日本からの参加者では、新たにShaman Cure-AllさんやYm1024さんも名乗りを上げているようです。
事前受付は2月13日(日)までです。興味のある方はお早めにご決断ください。

この一週間は体調ボロボロでした。転勤前に決着を…と弟といたスト15番勝負なんかやるんじゃなかった。
遅れを取り戻すべく、今日から頑張って更新速度を上げていきます。

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bms」カテゴリの記事

コメント

スト1の5番勝負に空目しましたが…いたストでしたか。いたストはPSが動いていた時にプレイしていたなぁ…と。

KBP2011はインプレをどう書くべきなのか…と言うのが気になる所です。日本語インプレでも大丈夫なのであれば参加したい所ですが、確かなんちゃって無名戦と期間が被る予感がしたので、どうなるか不明ですね。

ここまでイベントが被るとは予想外でした。

投稿: アムドラあかり | 2011/02/11 22:58

前回に続き、記事のご執筆、本当に有難う御座います!
ベストインプレイヤーの件も含め、mihoclapは製作などの大きな原動力になっています。

出来るなら、KOBAKOは近々もう一度やりたいと考えていますが、今までのこのパッケージの記事をご執筆頂いているお礼として、次回はs_mihoさんにお題を決めて頂こうかと考えていますがいかがでしょうか^^

お忙しいとは思いますが、今後にも期待しております!

投稿: Nitrix | 2011/02/12 23:28

>アムドラあかりさん

いたストは小学生の頃からやってたので(歳がバレる)、唯一私が人並みの腕を持つゲームです。
スト2みたいな格闘ものはさっぱりです。というかBMSすら見るも無惨な実力だし…。

KBPのインプレは、翻訳サイトを使って韓国語に訳して投稿するのがベターでしょう。
韓国人のインプレイヤーが日本のイベントでやってるインプレ方式の逆をするのが礼儀かと。
相手が日本人の作者の場合のみ、日本語・韓国語の両言語で書くのが喜ばれると思います。


>Nitrixさん

勿体ないお言葉です…。私の趣味でやってるブログが界隈に役立ってるのなら何よりです。
しかもお題決定権までいただけるなんて、これ以上の名誉はありません。感激しました。
が、次回KOBAKO公開時(来年頃?)には、諸般の事情で私はBMS界を離れているはずで、
題を決めた張本人がいないようでは、さすがに無責任かなぁという思いも強いですので
過分な評価を頂いたのに恐縮ですが、今回は辞退させてもらえれば…と思います。
そもそも私が題を決めたら、誰も作れなくなるような無茶振りテーマを言い出しますしね(オイ

コメントありがとうございました!

投稿: s_miho | 2011/02/15 00:40

返信有難う御座います!
お題は無茶振りになればなるほど燃えるものです(笑)

辞退の件、了解しました。というのも、今まで自分の好みばかりでテーマを決めていた節があったかなと最近つくづく感じていたので、次回以降からは、お題を他の方から提示して頂こうかと考えていたところで一度権利をお渡ししてみました^^

次回の公開時期は未定ですが、色々と製作が進んでしまえば今年中にもう一度・・・というのもありえるかもしれません。気まぐれなパッケージですみません。
その時はまた、お暇がある時に遊んでやって頂けると嬉しいです!

投稿: Nitrix | 2011/02/15 23:19

KBPに関しては、時期が被っている『なんちゃって無名戦』と『Wire Puller 2』次第になりますが…この2イベントの評価期間が全く被っている(2月28日~3月13日)のが非常に気になって、参加できない気配になりそうです。
(日程の被りはB.I.D.C.より)

いたストに関しては、自分はSFC版2からの付き合いだったりします。空き地モードにして、株を買い込んでからの税務署→コンビニ増資と言う戦法を良く使っていました。

投稿: アムドラあかり | 2011/02/16 12:15

>Nitrixさん

勝手な都合でわがまま言ってごめんなさい…。
本当は「FALLさんのHPを減らす曲縛り」とか言いたかったのですが…(嘘
私はNitrixさんのテーマ好きですよ、今回の皿回しも面白かったですし、
没になった(?)タイムカプセル案も横から見ていて凄く興味をひく題材だと思いました。
制作がいつになるのであれ、KOBAKOの次回作も楽しみにしています!

>アムドラあかりさん

日程被りはきついですねー。偽名イベント2つは意図的なものでしょうけど、
その裏で大型イベントのKBPが重なってくると、インプレする側は疲弊しますよね。
しかも予想インプレは結構な労力を伴いますし、集票がどうなるか心配ではあります…。
いたストは私も2世代です。始めた時はあやかより若かったのに、今ではせいじきょうこ級の年齢に…。
改築インサイダーは凶悪なので、我が家のローカルルールでは禁じ手となっています。

投稿: s_miho | 2011/02/20 00:10

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