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2011/03/03

イベント回顧ダイジェスト(2011年上半期)

2011event_bn_sp

滞納してた記事をひっそり追加更新するついでにこっそりオマケ。

今年上半期に開催されたイベントを、主に順位変動や各種集計などでざっと振り返ります。
春以降はあまりBMSシーンを追いかけていないので、何か事実誤認とかがあったらごめんなさい。

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◆ Technikal Beat

Tb_bn

DJMAXリミックス/アレンジイベント 第二弾。
2010年に開催された "Over Velocity Arrangement" の続編となるイベントです。
ちょうど国内でDJMAXテクニカが稼働した時期と重なり、多くのインプレで盛り上がった大会でした。

順位変動は以下のとおりです(別記事で先行公開したものから少し修正しました)。

Tb1

ということで、期間のほとんどの間で首位快走していたRuby.Gさんの“Black SQ (mellow house mix)”を、
最終日にxenothiumさんの“Dear My Darling”が抜き去るという、鮮やかな大逆転劇となりました。

優勝したxenothiumさんはこれがBMSイベント2勝目で、
前年の"Over Velocity Arrangement"に引き続いて、DJMAXイベントV2達成となりました。
シリーズものイベント(BJcup・BOF・HyperRemixなど)を2勝というのは非常に珍しく、
過去にはNATさんのBJ4th→BJ6th、NankumoさんのBOF2005(Ave)→BOF2009(Pts)という例があるものの、
スコア・アベレージ両部門優勝、しかも2連覇というのは、これが史上初の快挙となります。
(ただしガチイベント限定、タイマン戦は除外)

ちなみに蛇足ながら、年の最初のイベント優勝者というのはとても縁起が良く、
08年のFALLさん(labels優勝)は、同年"Foot Pedal Party"制覇、
09年のfenさん(vfpq competiton#1優勝)は、同年秋に"B2DUEL#5"で王者奪取、
10年のxiさん(EXTREMEBEAT優勝)は、言わずと知れた"BOF2010"優勝といったように、
その年のうちに、イベントでもうひと花咲かせるチャンスが必ず巡ってきています。
ぜひxenothiumさんもこのジンクスにあやかり、下半期にビッグな活躍をしてもらいたいと思います。
優勝おめでとうございました。
 

http://stec.x0.com/sf_event/info.cgi?10
 
 
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◆ Korea Be-Music Sciprt Party 2011

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07年・10年に続いて今回で3度目となる、韓国最大のBMSイベント "KBP2011"。
今年は日本からも多くの作家が遠征し、さながら日韓対抗イベントのようにもなりました。
イベント参加曲を収めたWebアルバム、KBP 2011 Exclusive Editionも先日リリースされましたので、
リアルタイムでイベントを見逃してしまった方も、ぜひこの機会にKBPに触れてみてはいかがでしょう?

なおこの大会では、総合順位は『スコア順位+アベレージ順位の合計順位が少ない順』で争われました。
それにならい、本項でも総合順位・スコア順位・アベレージ順位の3つの順位変動を掲載します。
 

・ 総合順位推移

Kbp1

総合優勝はRuby.Gさんの“Optica”。
最終日に大逆転勝利を飾り、直前の"Technikal Beat"での逆転負けした鬱憤を晴らす形となりました。
準優勝になったChelpさんの“Astral Getaway”は、道中優勢だっただけに悔しい敗戦。
3位に入ったYm1024さんの“Eternity”も、一時期はトップに躍り出る健闘を見せました。
さて、いまや日本でもすっかりお馴染みの韓国作家Ruby.Gさんは、これが初タイトル獲得となります。
まだ高校生作家ということで、将来がますます楽しみになってきますね。優勝おめでとうございました。

 

・ スコア順位推移

Kbp2

スコア部門は、Lunatic Soundsさんの“Lunatic Wave”の独走でした。
この表は順位変動だけを示しているので読み取ることはできませんが、
実際のスコアでは2位以下を大きく引き離す圧勝ぶりを見せています(2位に20インプレ差)。
ちなみにLunatic Soundsさんは93年生とのこと。Ruby.Gさんと同様に、まだ相当若いです。
韓国勢は若きホープが次々と頭角を現していて、いずれ日本を席巻する日もそう遠くないのかもしれません。
 

・ アベレージ順位推移

Kbp3

アベレージ部門は、“Astral Getaway”と“Eternity”の一騎打ちとなりましたが、
最後に勝利を掴んだのは、日本から参戦したYm1024さんの“Eternity”でした。
Ymさんは09年の"BEAT VOCALOIDs"にて、Estさんとの合作でアベレージ優勝という実績がありますが、
個人でのタイトル獲得はこれが初となります。無冠の帝王をついに返上。私も嬉しい限りです。
次はホームの日本において、今度は花形のスコア部門で、凱旋勝利を飾ってもらえればと思います。
優勝作“Eternity”のフルバージョンは、トランスコンピアルバムOURSに収録済ですので、
まだお持ちでないという方は、Ymさんを祝うためにもぜひダウンロードしてみてください。

なお、アベレージ部門では日本勢の活躍が目覚ましく、優勝したYm1024さんのほかにも、
トップ10にShaman Cure-Allさん・Nitrixさん・haleitさんの3人がランクインを果たしています。
 

http://k-bms.net/2011/
http://www.kbpexclusive.net/main.htm (KBP 2011 Exclusive Edition)
http://ours.nekokan.dyndns.info/ (OURS)


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◆ 第一回   ”なんちゃって”無名BMS作家が物申す!

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「偽名の正体を予想し、当てられれば当てられるほど高得点(ただし80%以上的中はドボン)」という、
これまでなかった新機軸のイベントで、ルール的に対をなす"Wire Puller 2"と同時開催となりました。

総評で結果発表が一切されなかったので、まずは各種ランキング集計から。

Nct3

※ 会場速報ではTelnoさんの的中率が19.23%とありますが、正しくは23.08%です。
上表は修正済みの結果です。なお、たとえ修正しなくとも、的中率ランク以外に順位変動はありません。

ということで、総合・スコア・アベレージの主要3部門をぶっちぎりで独占したのは、
皆さんもご存じのとおり、カラフル・サウンズ・ポートさんの“サクライロフワリ”でした。
“サクライロフワリ”は後にびにゅうの上半期ベストBMSでも第1位に選ばれるなど、
まさに2011年上半期を代表する名作と言うにふさわしいBMSでした。
カラフル・サウンズ・ポートさんはまだデビュー2年目ですが、"Oz'Beats"に続き早くもこれがイベント2勝目。
BOF2010アベレージ優勝(非公式記録)も含めれば、既にタイトル3つというのですから底が知れません。
最強作家に向けて着実に歩みを進めていますね。優勝おめでとうございました。

それから、ETIA.さんの“ラブラブ79.99%急接近!?~となりのカレはノコギリ波☆~”は、
的中率79.55%ということで、最高的中率賞のみならず80%ギリギリ賞までゲットということになりました。
79.99%急接近~なんてタイトルを付け、実際にそれを成し遂げてしまうなんて、ミラクルというほかありません。
ETIA.さんがこのイベントを盛り上げてくれた陰のMVPなのは、まず疑いないことでしょう。
 

・ スコア順位(素点)推移

Nct1

会場のリストで公開されていた各作品の純得点、それの期間中の推移です。
初日こそETIA.さんの“ラブラブ79.99%急接近!?~となりのカレはノコギリ波☆~”が首位に立ちましたが、
残りは優勝作の“サクライロフワリ”がひたすら独走しまくりました。つ、強い…。
 

・ 総合順位推移

Nct2

こちらはイベント閉幕まで非公開だった、的中率反映後の得点順位推移です。
やはり“サクライロフワリ”が早々に独走態勢に入っていたことが見て取れます。

今大会の見どころの一つとして、どの程度ドボン(80%以上的中)が出るかというのがありましたが、
結果的には1作品も現れないどころか、たとえ一時期でもドボン状態にあったのはほんの数例のみで、
3/2~3/4のCRUNCHさん、3/4のEstさん、3/6のETIA.さんの3例にとどまりました。
作者さんが事前に想像していた以上に、中の人を当てるというのは難しかったのかもしれません。
Estさんは絶対ドボンだと思ったのになぁ…
 

・ インプレイヤー的中数ランキング

インプレイヤーが何作品の正体を当てたか、のランキングです。
びにゅうの記事でMIRVさんも同様の集計をしておられますが、細かい部分で微妙に修正点があります。
また、「誰がどの作品を当てた」かについても全て掲載してあります。
なお的中ゼロは掲載しませんでしたので悪しからず。

Nct4_2

ということで、的中トップはs_mihoメモメモさんが同率優勝でした。
(びむらじで主催のルゼさんに、「メモメモさんが単独1位だ」などと偽情報を流されて悲しい思いをしましたが、実際には同点です
的中数は15。全21作品あったので、実に4分の3の正体を見破ったことになります。恐るべし…(我ながら)。
そこまで行かずとも、約半分の10作品を当てた上位7人くらいまでは、
BMS知識と耳の良さを兼ね備えた、かなりのBMS廃人BMS通といって差し支えないことでしょう。

さて、的中数トップのメモメモさんは、"5vs7"で「インプレ猛者」の称号を得て以来、
約半年ぶりのインプレタイトルとなります。数少ないインプレタイトルの獲得、おめでとうございました。
s_mihoは、vfpq journalの「BOF2008 vfpqが選ぶベストインプレイヤー賞」以来のインプレタイトルでした。
懐かしいなあ。(キャプチャ画像は一部伏せ字にしました)。
 

 ・ 主な偽名インプレイヤー一覧(明らかになっている範囲で)
メモメモ→kisama   3.8→cybermiso   飴水→DJ TAKUAN   チョコプロ→TrioStaR   Airlia→Est   
enterdeer→ququ   庵野王雲 →FALL   花魁→Aloin(Nitrix)   A4B4→hi-low   tekmin→U.P.
流菜→bluv(Telno)   Gravity Moon & Tomorrow Next →gmtn.   XEOEXE→ATEMAK   など

"なんちゃって無名戦""Wire Puller 2" ともに、インプレイヤー向けの集計は総評でスルーされましたが、
これら偽名当てイベントは、予想してくれるインプレイヤーがいて初めて成立するものです。
たくさん当てられた人・全く当てられず悔しかった人など、各人が抱える思いは様々でしょうが、
インプレイヤーひとりひとりが、この両イベントの最大の立役者なのは間違いありません。
的中数はどうあれ、胸を張って今後も一緒にBMS界を盛り上げていきましょう。
 

http://www.luzeria.net/mumei_nantyatte.html

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◆ Wire Puller 2

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「偽名の正体を隠せば隠すほど高得点」という、
07年に開催された"Wire Puller"の続編となるイベントです。
"仮装BMS舞踏会"の流れを汲んで変装出場も認められたので、バラエティ豊かな偽名作品が揃いました。


・ スコア順位(素点)推移

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開始直後、スーパーサイキッカー 藤井 -FUJY-ことETIA.さんがスタートダッシュに成功しますが、
まもなく削除さんの“AXION”が逆転し、素点ではそのままトップを走り続けました。
“AXION”は素点優勝のほかアベレージ優勝を獲得。上半期ベストBMSでも上位に挙がる人気作でした。

素点上位陣はいずれも的中率が高い作品。当てやすい作品がインプレされやすい傾向があったようです。

 

・ 総合順位推移

Wp2_2

こちらは的中率反映後の総合順位推移です。
トップ争いは実はかなりの大激戦になっていて、ETIA.さんの“ダーク・アヴァターラ・ビーム”、
DEMKさんの“梅花の候”、maozonさんの“Twilight”の3作品が首位を奪い合っていました。
混戦を制したのは“Twilight”。2位は好位に付けていたEstさんの“Acid Fetishism”が奪取しました。

なお、削除さんの“AXION”、cybermisoさんの“Gemstone Mine”は的中率が50%を越えたため、
ドボンで最終得点が0点となりました。2人ともたっぷり可愛がってあげるからすぐに反省室に来るように。

さて、maozonことmao sawatariさんはこれがイベント初優勝となります。
fenさんの一番弟子として知られるmaozonさんは、まだBMS発表数は5作程度と少ないながら、
段違いの素質と成長力をもってして早々に初優勝を成し遂げました。師匠も鼻が高いことでしょう。
今後はタイトルホルダーとして界隈の一翼を担う活躍が期待されます。優勝おめでとうございました。
 

・ インプレイヤー的中数ランキング

Wp2_3

ということで、的中数トップは私s_mihoでした。
同時開催の"なんちゃって無名戦"とともに、偽名当てインプレ2冠制覇しましたv
こんなブログやってるのに外しまくってたら情けないので、ひとまず面目躍如でほっとしています。
2位は3.8(cybermiso)さんが単独。古参インプレイヤーを出し抜き、その眼力の冴えを見せつけました。
上位陣を見るに、BMS系サイトの運営者やスタッフが好成績を残すことが多かったようです。

 ・ 主な偽名インプレイヤー一覧(明らかになっている範囲で)
3.8→cybermiso   Talkus→wosgerge   メモメモ→kisama   花魁→Aloin(Nitrix)   enterdeer→ququ
Una taglia di pasta entusiasta(熱心なパスタの身代金)→a3210   チョコプロ→TrioStaR   A4B4→hi-low
Gravity Moon & Tomorrow Next →gmtn.   tekmin→U.P.   えもる→eoll   飴水→DJ TAKUAN
庵野王雲→FALL   投→Bit Upper    など

また今大会では、数人のインプレイヤーさんがイベント後の後日談として、
「なぜこの作家を予想したか」という根拠や経緯などを発表してくれています。面白い企画ですよね。
私が確認した限りでは、3位のTalkus(wosderge)さん、7位のチョコプロ(TrioStaR)さん()、
21位のアムドラあかりさん(その1その2その3その4)の3人がコメントしてくれています。
せっかくなので、薄れゆく記憶を掘り起こしながら私も書いてみました
 
 
http://scytheleg.bms.ms/tempyou/event/wp2/

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◆ Toy Musical ST

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毎年恒例のDEEエイプリルフールイベント。
Toy Musicalアーケード進出に伴い、追加曲を急遽イベントで公募することに決定。
優秀な成績を収めた作品は、来たるアーケード版に収録されるそうです。(もちろん全部嘘)。

完璧(4000pts)・ものすごい(3600pts)・良い(3333pts)・OK(1278pts)・間違いがあった(6705pts)という
謎の評価形式なのに、インプレイヤーがさも当然のように順応してるのがとてもシュールな大会でした。
嘘イベントではありますが、ネタをネタとして回収しないのは勿体ないので、ここで結果発表を。

Tmst_1

ということで、スコア優勝はuncorworldさんの“unkosong 2011”、
アベレージ優勝はi6 nation(kozato)さんの“An die Freude -Gorilla MIX-”でした。おめでとうございます!
街角のゲームセンターの筐体から、大音響で「う○こーう○こー」というサウンドが流れてくると思うと、
胸が熱くなりすぎて目まいすらしてきますね。アーケード版のリリースが心底待ち遠しいです(棒

※ 基本的にネタ登録がほとんどのイベントですが、“unkosong 2011”は飛び抜けて凄い作品なので、
お持ちでない方は今のうちに会場からダウンロードしておくと良いでしょう。まだ落とせます。

 

http://manbow.nothing.sh/event/event.cgi?action=List_def&event=804

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◆ わずか1分で楽しめるBMSイベント

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びにゅうリニューアルとともに前ぶれなく開催された突貫イベント。
色々と忙しいので曲尺は1分縛り、制作期間はわずか48時間という無茶企画でしたが、
なぜか60を越える登録が集まり、大きな賑わいを見せたイベントでした。

 

・ スコア順位推移

1min1

得点幅の狭いレコメorNOT制なので、同点多数で非常に見づらい表になりました。
そんななかでも群を抜いていたのは削除さんの“Scattered Rose”。終始1位をキープしました。
準優勝になったSHINING BODY BLOWさんの“HERE I GO”は偽名作品ですが、
中の人は楽曲eollさん・BMS化takdriveさんで、要するにModulation Spinコンビの制作だったようです。

それから超どうでもいいですが、cybermisoさんの登録作である、
COLOUR SHE CHANCEFUL ROCK(SHOOT MY BROKEN DISCO REMIX)[From SHOOT MY BROKEN DISCO and COLOUR SHE CHANCEFUL ROCK(sessouno nai edit) in Groundbreaking -BOF2010 COMPILATION ALBUM- http://gdbg.nekokan.dyndns.info/2010/ ]”は、
おそらくBMS史上最長タイトル記録を樹立したと思われます。スペース含めず191字。
少なくとも(私がBMSデータベースを作っている)07年以降では間違いなく最長です。
名誉なんだか恥なんだかわかりませんが、とりあえず新記録を祝福させていただきます。

さて、今大会で優勝した削除さんは、正式記録としてのスコア優勝はこれが初めてです。
アベレージでは08年"experimentation"を制覇、順位を競わないイベントでは"BOF2010場外乱闘編"を優勝、
また先日の"Wire Puller 2"では素点優勝するなど、色々なところでトップを取ってはきましたが、
得点や順位をちゃんと争うイベントでは、今大会が初めてのスコア優勝となりました。
いまや円熟味すら感じさせる削除さんですが、これでまだ高校生だというのだから恐ろしい限りです。
今後ともさらなる高みへ飛躍されることを楽しみにしています。優勝おめでとうございました。 
 

http://www.likeside.net/event/1min/list.php

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◆ SPRING 9KEYS ROAD 2011

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04年開催の"キューキービーツ"以来となるPMSイベント。
近年、ToyMusicalColorful Canvasなどのパッケージ配布が主流だったPMS界ですが、
BMS界のイベントラッシュの波に乗り、7年ぶりのイベント開催となりました。
今大会を機にPMSを作り始めた作者・PMSをやり始めたプレイヤーも少なくなかったようです。

 

・ スコア順位推移

S9r1

登録期間と同時にインプレ期間が始まったので、変則的な形のグラフになりました。
順位変動も激しく、序盤戦は“Little Little Jodel” “ホログラムガール” “THE ROYAL
Beatrice” “HAPPY☆LUCKY☆BABY”の5作品がトップを奪い合う激しい乱戦。
後半戦になると一転、“Loli Plaza” “sterminio”の2作品によるデッドヒートが繰り広げられました。
熱戦を制したのはwigen_さんの“Loli Plaza”。中盤以降、首位を守り抜いてトップフィニッシュをしました。

“Loli Plaza”は獲得した40インプレが全て満点という快挙を達成。
同じくオール満点だったY.Wさんの“はるいろ こみち”とともに、アベレージ優勝戴冠となりました。

さて優勝したwigen_さんは、韓国のBMSサークルTeam Progressiveの一員で、
BMSイベントのタイトルは、09年の"BMS Festival 09' Winter"個人スコア優勝以来2度目です。
海外作家で優勝2回経験というのは、wigenさんがBMS史上初めてとなります。
しかも2回ともアウェーの日本での勝利ですから、その実力は折り紙付きと言えるでしょう。
韓国のエース作家の一人として、今後ともより一層の活躍が期待されます。優勝おめでとうございました。

 

http://www.yw-works.com/9keysroad/

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◆ みにけび! - 32KB制限 BMSイベント -

Minikb

圧縮後容量32KB未満限定BMSイベント。
02年に開催された5KBイベント"ごけび"の続編となるイベントです。
当時より技術革新が進み、BMSにおいてもoggフォーマットが一般的になっている分、
32KBとは到底思えぬ低容量BMSの登録が相次いだ大会でした。

 

主催意図により結果・集計等は行わないとのことなので、
私のほうで代わりに色々と無断集計しました。まずは順位関係から。

32kb_1

すべて非公式成績となりますが、メインと思われるレコメ数部門においては、
mommyさんの“Poisonous Peach”がトップ。インプレ数部門との2冠を成し遂げています。
ねこみみ魔法使いさんの“彼女の言い分”は両部門で2位。mommyさんに栄冠を阻まれました。
アベレージに相当するレコメ率(=レコメ数÷インプレ数)部門ではNitrixさんの“WOW!”が優勝。
2位Bit Upperさん、3位M-kaniさんまでがレコメ率90%の大台に乗せています。

続いて容量関係の集計です。

32kb_2

解凍後容量・解凍後ファイル数・圧縮率の3部門について調べましたが、
全てにおいてねこみみ魔法使いさんの“彼女の言い分 -ピコピコedit-”の独壇場となりました。
BMS制作技術のみならず、音楽ファイルの仕組みまで熟知してないと、これほどの圧縮は不可能でしょう。
解凍すると32KBが787KBになるなんて、HNのとおり魔法使いの為せる所行としか思えませんね。

順位成績・容量成績とも、比較的ベテラン勢の奮闘が目立ったようです。
やはり容量削減技術となると、経験を積んだ古参作家に一日の長があるようです。
 

・ レコメ数順位推移

32kb_3

一見シンプルなグラフながら同点多数につき極めて判別しづらいです。頑張って解読してください。
トップ争いは入れ替わりが非常に多く、一時的にでも首位に立った作品は、
TRILL” “Late bat!” “HITS” “mk32” “Poisonous Peach” “Mystical Dejavu” の6作という大混戦。
勝ったのは“Poisonous Peach”。2位には終盤に追い込みを見せた“彼女の言い分”が入りました。

 

http://www.bmsoffighters.net/minikb/
 

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◆ 第8回自称無名BMS作家が物申す!

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ご存じ、"無名戦"シリーズの第8回。
いまだ世に知られていない優れたBMS作家を発掘していこうというイベントです。
今年は"A-1"と連携することで、例年よりも新人戦的な色合いが濃くなりました。
また"第6回無名戦"でも行われた「know」システムが正式導入されたことも今大会の特徴の一つです。
(knowシステムなどの集計・分析については、daisanさんがスゴイ記事を書いておられるのでそちらを推薦します。)

 

・ スコア順位推移

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(※ “silence -for BMS remix-”は25%ペナルティ反映後の順位です)

無名戦史に残る激戦を制したのは、Limeさんの“Summerland”でした。
序盤戦こそ、“cosmo terminal”と“迷いの森と赤ずきん”による一騎打ちの様相を呈してましたが、
終盤戦のインプレラッシュでLimeさんが大逆転。見事に第8代無名戦王者の座を手に入れました。

Limeさん・taqumiさん・めnちさんを始めとして、上位入賞を果たした方々は本当におめでとうございます。
今大会を通じて多くのプレイヤーに、皆さんの作風や実力などをアピールできたことでしょう。
無名作家はこれで卒業です。次はBOFなどの無差別級イベントで栄冠目指して頑張ってください。
残念ながら中位・下位に甘んじてしまった作者さんも、決して気を落とすことはありません。
例えば現在ブレイク中のETIA.さんは、昨年の"第7回無名戦"では20/49位と微妙な順位でしたが、
その後どんどんBMSを発表して成長を続けたために、今の素晴らしい地位を築いています。
大事なのはこれからの行動です。諦めたり卑屈になったりせず、目標に向かって突き進んでください。
一人でも多くの作家さんが、このままBMS界に定着してくれることを期待しております。
 

さて、優勝したLimeさんは、まだ若干15歳とのこと。なんという神童でしょう。
年齢非公表の作家が多いため正確にはわかりませんが、BMSイベント最年少優勝記録といえば、
"東方音弾遊戯"のtarolaboさん(当時15歳7ヶ月、たぶん)がレコードだと思われます。
今回のLimeさんは15歳9ヶ月なので(たぶん)、その時のtarolaboさんに次ぐ大記録ということになります。
ちなみにアベレージ優勝では"experimentation"の削除さん(当時14歳5ヶ月、たぶん)が最年少記録です。
みんな若いのに才気溢れててスゴい…。BMS界こわいよ…。
なお、今大会でのLimeさんの優勝は、無名戦史上最高インプレ数獲得というオマケ付きです。これまた凄い!
多くのプレイヤーから寄せられた期待を忘れず、ぜひ将来に向かって大きく羽ばたいてください。
優勝おめでとうございました。
 

http://www.geocities.jp/mumeisen8/mumei.html

インプレできなくてごめんなさい。やる気まんまんだったんですがリアルタスクに忙殺されてました。
平均レベルの高めな無名戦でしたが、私が特にポテンシャルを感じたのはNo16、No23、No55、No62の4作品でした。
No16は即戦力の実力と完成度、No23は音楽的客観性に裏打ちされたクオリティ、No55は適性に合ったジャンル選択、No62は作品の独創性と演出力が良かったです。
この中でも一番のお気に入りはNo62。曲やゲーム性だけに依存しない、一作品としての総合的な面白さがありました。みほくら賞を贈呈します(返品不可)。

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◆ GOT TO BE REAL 2

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04年に開催されたHIPHOP限定イベント"GOT TO BE REAL"の第2弾。
新しく誕生したBMSポータルサイト"Colosseo"のこけら落としイベントとなりました。
ちなみに"GOT TO BE REAL"とはCheryl Lynnの名曲に由来しています。知らない人は要チェック。

公式のリザルトに微妙に不備や誤りがある気がするので、まずは結果確認から。

Gtbr2_1

スコア順位(公式リザルトから一部修正)と、
得点率順位(仕様上、アベレージが求められないため、獲得点÷理論点から算出)です。
どちらの部門においても、優勝はTosatsu & Woozieさんの“BUDDHA THE EGO SEARCH”で、
2~4位は“DJ BATTLE 2011” “got to be real” “Odd TTV”のtigerlily(2106)ゾーンが占めました。
イベントに招待されたシード作家勢が、下馬評どおりの実力を見せつける結果となったようです。

さて、優勝したTosatsu & Woozieさんは、O-SE(seofire)さんとそのリア友さんとのコンビで、
映像にmurotaniさん、譜面にミキハラさんという実力者を迎える盤石のチートユニットでした。
O-SEさんは05年の"Hyper Remix 2"をエルリ鳥名義で制して以来、実に6年ぶりの優勝となります。
勝利の後に吸うクスリはさぞかし気持ちよいことでしょう。快心の勝利、おめでとうございました。
 
 
・ スコア順位推移

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(※ “ルーザーズ・ライムライン”は50%ペナルティ反映後の順位です)

期間中は得点が非公開となっていましたが、上図のような激戦が繰り広げられていました。
快調にトップを走ろうとする“BUDDHA THE EGO SEARCH”に対し、
d(^u^)b” “Habit Rabit” “Houston” “DJ BATTLE 2011”が刺客となり、
1位奪取を狙ってどんどん襲いかかるも、ブッダが次々に返り討ちにしていく――という構図でした。熱い!
 

http://colosseo.nekokan.dyndns.info/gtbr2/

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◆ 上半期ベストBMS&BGA


他に書くのに適当な場所がなかったのでここで。
毎年恒例の上半期ベストBMS、今年はびにゅうが集計してくれました。
記事執筆時点では速報しか発表されてませんが、いずれ詳細が公開されるとのこと。
AXION vs サクライロフワリ の直接対決は見応えがありました。

私の上半期BMS10選は以下の作品でした。リリース順。

次点は I got the music -NDK Electro d'n'b mix-  -  Ritsu でした。これも選びたかったです。
声量ある肉感派ボーカルと、躍動感あふれるエレクトロサウンドがとても素敵。でも落選。ごめんなさい。

各曲の選出コメントは、そのうち更新されるであろう公式詳細記事を見てください。みほというのが私です。
ちなみに上半期ベストオブベストは“店舗が違う変人店”。非常に最高でウオアーでございました。
同じく変人店リミをプッシュするFALLさんTrioStaRさんとは前世で結ばれていたに違いない。
 
 
ついでに上半期ベストBGA10選です。こちらは初出なのでコメント付きで。

原作をリスペクトしつつも新たな解釈。Central GRAYはこんな世界だったのか、という感動と発見。震えた。

三角のメインモチーフのみで作り上げた構成美と、闇に浮かび上がる幻想的な光のマジックに神秘を感じる。

発想の時点で完全勝利。たまらん。ベースに合わせて便座を開閉するのが病みつきになる。たまらん。

曲調と相まって、手に汗握るチェスの攻防の緊張感に釘付け。クールに燃え上がっていてとても格好良い。

なんて美しい空や海…。自然物や無機物ばかりなのに、情感たっぷりで心動かされる。途方もないクオリティ。

何だか触ってみたくなる質感の汚物。バカで汚いけどポップで愛らしい。これぞunkosongという出来映え。

セピアでありながら色鮮やかな回想の色彩感が素敵。記憶の粒が弾けるような同期エフェクトが胸を打つ。

ありふれた日常から一歩踏み外してしまったような世界観のキワドさ。スモーキーでパラレルな雰囲気に鳥肌。

簡易だけどツボ。鯖以外に余計な具が入ってそうな缶詰。さばみそさんにはこういう現代カオスがよく似合う。

これはWiiでやってみたい、と思えるパーティー感。湧き上がる賑やかさはまさにSTRオールスター感謝祭。


(特別賞)
ぽみゅキャラ賞 … Electric Girl - TOMA (BGA:石王マサト) 首もげぽろぽろ。パペ子かわいいよ!
ミスレイヤー賞 … 叔父貴 - CRUNCH (BGA:CRUNCH) 驚きの演出。こんなにミスしたくなるBGAは初めて。
 
 
曲・映像とも力作が多かったように思います。
イベントが非常に多かったことや、近年の作者増によりレベルの底上げがされていることが要因でしょうか。
下半期にはBOFも控えていますし、期待や楽しみは膨らんでいくばかりですね。


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以上、2011年上半期のイベントダイジェスト(+α)でした。
こういったイベント記事は、泣いても笑ってもこれが最後。もう書くこともないでしょう。
無駄に長文で読みにくいブログに今までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
 
 
 
(この記事は2011/07/24に追記されました)

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